西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

奈良市のフタ

2010年04月16日 14時48分00秒 | マンホール
 奈良県奈良市(ならし)のマンホール。




 中心に市章。鹿。市の花「ナラノヤエザクラ」が描かれている。
 鹿は国の天然記念物に指定されており、春日大社では神の使いとされている。

 




 JIS企画模様の真ん中に市章。
 奈良市に市制が施行されて5年後の1903年(明治36年)5月に制定されました。
 天平の昔から奈良にゆかりの深い名花奈良の八重桜をかたどり、花芯に奈の字をえがいています。この奈良の字「示」は、日・月・星の三光にかたどられています。
 昔、三笠山で鶯に三光の鳴き声を習わせたという伝説にちなんだものです。

 ナラノヤエザクラ。
 「いにしへの奈良の都の八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」(伊勢大輔)と古歌にも詠まれた八重桜。ナラノヤエザクラは、4月下旬から5月上旬にかけて白色ないし淡紅白色の花を咲かせ、花びらは22~79枚で、直径は4~4.5cmです。大正12年3月7日に東大寺知足院のナラノヤエザクラが国の天然記念物に指定されており、多くの人々に大変親しまれています。

 以上「市章」「ナラノヤエザクラ」の解説は、奈良市オフィシャルウェブサイトからコピー。
 奈良市オフィシャルウェブサイト
 http://www.city.nara.nara.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html


 2010(平成22)年3月31日、同市下御門町(写真上)、角振新屋町(写真下)にて撮影。

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人力車と桜

2010年04月16日 05時53分00秒 | ステンショから
「体調管理にはお気を付け下さい」

 テレビの天気予報で再三注意を促されていても、こう何度も寒暖の差が激しくなると、どうしても体調不良になってしまう。
 3月の下旬には今シーズン3度目の風邪をひいて、その後は胃腸の調子が悪くなり、花見の飲み会もキャンセル……。しかし何とか花だけは見たいものだと、まずは奈良へ行ってきた。





 JR関西本線「奈良(なら)」駅。

 奈良にはこれまで何度も訪問しているが、近鉄を利用するケースが多く、JR奈良駅の利用は今回が3度目。
 1度目は10数年前に友人と散策に行った時。そして2度目は5~6年前、母が女学校の同窓会に出席した際、付き添って行ったことがある。
 自宅から奈良まで、電車での所要時間的には、近鉄よりJRの方が早くて良いのだが、JR奈良駅から近鉄奈良駅までは数百メートル距離があるので、歩くのが苦手な方には、あまりお薦め出来ないJR奈良駅ではある。

 今回は妻と二人、3月31日に東大寺大仏殿へ。



 その日は温泉付きのホテルに1泊して、4月1日は興福寺、春日大社に参拝。
 折しも奈良は今年遷都1300年祭。その準備か、まだまだあちこち工事の真最中。道路も舗装が剥がれていたりするところも多く、健脚の私達夫婦でも、珍しく疲れて重い足を引き摺るようにして大仏殿前まで戻ってきたところで、観光人力車の車夫さんに声を掛けられ、生まれて初めて人力車に乗ることに。お陰で志賀尚哉旧居や新薬師寺などを見て回ることが出来た。



 人力車のえびす屋
 http://www.ebisuya.com/

 
 あ……、猿沢の池の畔、かぶと虫にも、桜が咲いていた。



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