西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

「おとな養成所」

2013年05月02日 16時45分00秒 | 妻が読んでいます
 妻が読んでいます その58。

 『おとな養成所』

 槇村さとる 著

 光文社







 ここ最近、仕事やら何やらでお付き合いが増えた。故に私のことをよくご存知でない方も多いので、改めてお知らせしておきたい。

 私は、52歳と11ヶ月。来月で満53歳になる。

 若く見ていただけるのは、比較的童顔な方なのと、あとは精神的に大人になっていないといった点が原因であろうか? サラリーマン社会からはとっくの昔にはみ出していて、長年親の脛を齧り、現在は所帯主である妻に支えられて、どうにか生かしてもらっている、だらしのない男である。

 有名な役者や芸人、作家等が逝くと、その破天荒な生き様が伝説のように語られことがよくあるが、私なんぞはそんな方々とは比べ物にもならない、破天荒とも呼べないどうしようもなくダラダラとした平凡な日々を過ごしている。


「ブランクは何年ですか?」

 ブランクなどないと思っている私だから、そんな質問をされてついついカチンときてしまうが、なるほど大人らしい世間様から見れば、私如きはほとんどずっとブランク状態にしか見えないのかもしれない。

 そうした輩であるこの私が、おこがましくも今度また、お喋りのプロを育てる養成所みたいなものを開こうかと画策を始めている。


 あ、けど……、大人を養成するつもりは毛頭ないので、注意されたし。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。