ここではっきり白状しますと、ここ久慈川河畔では、大きい順に、トビ、ミサゴ、ノスリ、チュウヒ、オオタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、ハイタカ、ツミ等々、少なくない猛禽が観察されますが、やはり主役はオオタカでしょう。特に成鳥は、姿形が精悍で(金色に近い眼光は鋭く、白い眉はクッキリと、そして純白の胸部には特徴ある横縞が有る!更に迫力ある啼声も出す)、それが日差しの中を飛んでも、枝留りしても、動きの鈍いサギを襲っても、それが例え失敗しても、或いは巧くいって毛毟りしても、要するに一挙手一投足を心弾む気持で、我々はシャッターを切るのです。間違えても、オオワシやトビのように、死んだり弱ったりした魚を拾って食う、なんてことはしないのです。
この写真は、いつもの場所から数㎞遡上したところで、距離も200m以上離れて不利なのですが、午後の日差しが一杯で、一本の木の枝に止まって見張るだけでも、森全体がピンと引き締まる感じです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます