一昨年秋以来、クマタカに傾注してきましたが、最近邂逅率も下がって来ましたので、何らかの根拠を基に、少し傾注度合いを下げましょう。
例えば最近では、風力が5m前後も予報されると、邂逅率がぐっと下がるようです(餌の出現率が下がるのでしょうか?)し、逆にその位だと、涸沼のオオワシとの邂逅率が上昇します。
という訳で出かけてみました。
案の定、よく出ました。
2月4日、機場へ、昼ごろの到着だったのですが、幸い、よく出るが、餌取りはまだ、の由。水面に白波が立つほどの風で、餌が見え難くて、餌取りが遅れていたのかもしれません。
ギャラリーも少な目で、県南車が主のようでした。隙間を縫って、一番奥に入れてもらい、カメラも一番奥にセットできました。
ふと気付くと、東から低く、我々に向かうように、飛んで来ます。それが意外に速い速度で、誰も撮れぬまま、我々の直前で南の方向=逆光方向に飛び上がりました。
皆で一頻り悔しがって、暫らくして、その荒れた見えにくい水面にアタックしたとの叫び。風と水面の荒れ具合で、私は狩のシーンを目撃できませんでした。
風上に向かって目線より高く上昇したころようやく撮影しますと、獲物を掴んでいます。
南=風上に向かいましたが、珍しく、すぐそば(100~200m程度)の田圃(乾田、草地)に着陸。如何にも、風上に向かって飛んで疲れた、という様子でした。何しろ、餌の大きさは大して大きくなかったのですから。
オオワシは上空や、我々に目を配り、結局ここでは食餌せず、また飛び上がり、1~2km先の南西方向の空を旋回しながら、トビやノスリの絡みが煩かったようで、最後は林の向こうに飛び込んて、見えなくなりました。
皆で追いかけたのですが、だれも見つけられませんでした。地元のギャラリーなら、大体の場所の見当はついたのかもしれませんが、皆県南者でしたし、私も、追跡した経験が無かったのですから仕方有りません。
しかしそこでもゆっくり食餌できなかったようで、私が諦めて機場へ帰る途中には、南西の空を飛んでいましたが、餌は持っていないようでした。
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