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クマタカ日誌 … その7 または、 探鳥花街道

2019年05月21日 20時53分02秒 | 1.猛禽_4_クマタカ

前回投稿から間もなく半年、皆様お久しぶりです。

悪い癖で、一つの目標に絞って、目指すシーンを求めてアクセクしていました。それは、クマタカの餌取りシーンです。

撮影メモを見ても、この間4カ月のうち、49日現地に通っています。現地といっても、狭く小山ダム周辺のみでなく、北は水沼ダムや花園神社辺りや今でも現役の牧場団地など、南は十王ダム近辺、西は八溝山、男体山古武屋敷・御前山ダム近辺まで足を延ばしたのですが、餌採りどころか、飛形にさえ逢えませんでした。

しかも運悪く、小山ダム周辺では、重点を置いた4~5月ではなく、1~2月頃に既にディスプレイなどを目撃した先輩諸氏も居られる様子。また更に、昨年幼鳥らしき個体を多数回見ていることから、今年は新たな営巣は無かった可能性も有ります。

 

次の写真は、大分古くなりましたが、同僚と共に新小山橋上に陣取って、一月半ばに目撃した例です。尻尾の縞模様が余り判然としないので保留していたのです。

この日は確か、比較的賑やかに朝から大北川上空などに姿を見せていました(全くの逆光)。(この項、撮影6x1.4・4、各辺2倍にトリミング)

 

 

 

 

 

<観鳥花街道>

 

ここで半ば自嘲気味ですが、空振りに終わった日々の往復で、春という季節らしい県道や広域農道周辺の、『アレ、美しい!』と思って車を戻して撮影したスナップをお見せいたしましょう。このような山間地で、周辺住民の方々の期待と意気込みを思い知らされた感じでした(この項、FZ10で撮影、僅かにトリミング)。花の命は短くて、証文の出し遅れ気味ですが…;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<山里の赤絨毯>

 

これまた空振りの日でしたが、或る集落の入り口の観察定点から奥へ移動する際気がついた見事に赤い絨毯道です。目が覚める思いでした。

正体は、夜来の強風に、落花寸前の椿が、一斉に散らされた結果です。奥の桜が見事に残っているのと比べて、落花時期だったことがよく判ります。(この項、撮影4・56、周辺整備のみ)



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