旧暦で7~9月を秋と考え、その半ばを中秋というそうな…。従って新暦の9月半ば。
【…名月…】
昨夜(’21.09.21)は”15夜”が満月と重なるのは8年ぶりとか。
我が家は幸か不幸か北関東で、例によって天気予報も外れて、雲一つない満月が観察できた。
ここぞとばかり、新コンデジ Sony RX10Ⅳ の性能を確認すべく、Canon の大砲系と撮り比べた。
どちらも、Win10 付属のソフト "フォト" で、画面いっぱいにトリミングし、明るさや輪郭を明瞭化処理してある。
先ずは、Canon EOS 7DⅡ + EF600L4 Ⅱx1.4 によるもの(SS=1”/3200、F=5.6,ISO=400);
次いで、RX10Ⅳ により、フルサイズで600㎜相当の光学ズームで撮ったもの(SS=1”/8000、F=4,ISO=400);
最後は、更にデジタル的に2倍して撮影した像(SS=1”/8000、F=4,ISO=400);
像質はやはり、大砲系が一番といえよう。満月はコントラストが上がり難いが、簡便ソフトで引き出してある。
次のRX10Ⅳで光学ズーム最大(フルサイズ600㎜相当)で撮った像は、大砲系の像と遜色が無さそうに見えるが、多少の甘さは撮像素子の大きさが小さい(=ダイナミック・レンジが小さい?)ことが主な原因であろうか…。
最後のデジタル2倍像はさすがに画質が荒れている。敏捷な遠距離対象物の証拠写真用というべきか。
尤も、このカメラに期待するものは、例え軽登山中でも手軽に持ち運べ、600㎜の望遠で、俊敏に動くものを精度よく高速で合焦することなので、天体などの典型的な静止物にはさほど必要ではないわけである。
【…初穂…】
この言葉は、神事等の宗教用語として馴染みがあるが、もっと広義に使いたい時がある。
この季節、猛禽探しで訪れる山里の気候もいつの間にか秋めいてきて、目にする草木も生き生きとした芽吹きを見せている。
萩の蕾が綻び始める様子とか、赤っぽい色で柔らかく垂れているススキの新穂(にいほ)とか…;
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