古証文
この写真自体は古いものです。昨年10月末の物で、その前に2回報告していましたから、いわば証文の出し遅れ、です。台風を挟んで、毎週のように遭遇できて、余り有難味を感じずに放置していた感が有ります。それに、徒歩探索の456セットに依る撮影でしたし…。また、年初の Win7 ⇒ Win10 の切り替えに伴い、写真編集ソフトが暫らくの間使えなかったことも、遅延の原因の一つでしょう。
(最大の要因は、11月末に家族が退院しても自立歩行などが難しくなっており、ショートステイ施設に転居するなどの騒ぎが有ったせいも有ります。 年末年始も、夫々離れゞでした。結婚以来約50年、初めての経験でした。)
その後逢えずにいて、逢える有難味をしみじみ感じている今になって、ここで敢えてご紹介する始末です。
記録によるとこの時は台風19号の後の増水期で、456+一脚のセットを持って、新小山橋近くから降りて探索しました。30分後、期待した辺りからバタバタと垂直に飛び上がるように出てきて、北方面へ飛び去ったものです。何やら、水面近くの低い所に用が有ったらしい、という風情でした。
尋ね人の時間…?…
終戦からしばらくの間、ラジオ番組や新聞紙面で、戦争中のドサクサで行き別れた人を探す一助として、「尋ね人の時間(欄)」というのが有って、呼びかけていました。
昭和40年近いころ、私が大学に入学した時にも、或る全国紙にもそれが残っていて、私は、幼時に両親の死去に伴い、別々の家に引き取られた姉を探すのに使ったものです。
私のクマタカ詣での最中に、それを彷彿とさせる光景を目にしました。
初めに気付いたのは昨年晩秋のころでした。私の通い慣れた広域農道?の脇の空き地に、一台?の車が停めてありました。(複数台だった気もします)まだ秋の山菜を採る人も居た頃ですから、近所の山に入っているのだろう、或いは、私の知らない穴場で、珍しい野鳥観察でも観察しているのなら羨ましいな、と思って通過したモノです。県外車の、お忍びの渓流釣りも有り得ます。
少し経って、気になって視てみると、つくばナンバーのバンで、中は全く荷物も無くキレイにしてあり、新車を汚し放題の私からは羨ましい限りでした。
その後もしばしば同じ場所に留っているのを見かけましたが、連続して放置してあるとは思いもしませんでした。
最近気がついたところでは、日立市の担当部署の名で、放置者に呼び掛けるビラが貼ってありました。
何かの用で山に入り、何かのトラブルで戻れなくなったか、グループ行動の途中で体調を崩し、ここに車を置いて連れの人に病院に運ばれたままか、外国人の絡んだ誘拐紛いの出来事か、色々考えられます。Happy End を切に願うものです。
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