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今年のツミ・・・ハクビシンと…オナガと…青大将と…食べ残し・・・大塚池昨今

2016年07月06日 14時50分43秒 | 1.猛禽_14_ツミ

約2週間前、野鳥情報に精通した友人から、「大塚池公園でツミの雛が孵(かえ)った。もう巣離れして、林の中を飛んでいる。」というメール。

 

6/24(金)午前遅くに到着すると、既に先客が数人。

この時は実は、例によって駐車場の配置が判らず、殆ど反対側で降りて、工事に伴い園外一般道も相当な距離を歩くことになったので、4・56+7Dを一脚に載せた装備のみ。(以下5枚の写真は、この写真系です。)

 

真ん中辺りでオナガが異常に騒いでいるので、皆が不思議に思って見上げると、 青大将が地上10m近くの木に巻きついています。右上に青大将、左下にオナガという配置ですが、申し訳無い事に、ピンボケですし、顔は葉陰、尾も入っていません。(3MB以内!のリサイズ効果です)

 

 

聴覚の無い青大将は、オナガの騒ぎ声は全く気にならないらしく、枝の先端方向へ移動し始めましたが、どういう訳か、その後は静かになりました。

 

 

 

さて本命のツミですが、お父さん(目が橙色とか…)から餌を受け取ったお母さん(目が黄色)は、林の真ん中辺りの見通しのよい、折れた太い枝の先に陣取って、3羽のうちどの子に渡そうかキョロキョロ見回しています。

 

 

 

餌を受け取ったこの子の育ちは好い方で、餌を丸ごともらって、足を踏ん張り、背筋を一杯に使って、只管(ひたすら)食べています。

(なお、育ちの悪い方の子はこの日の朝、母から肉片を千切って貰ったそうです。)

 

 

 

 

その5日後に、医者の用が意外に早く終わったので、大塚池に立ち寄ってみました。(この時は人に訊きながら、最近接の駐車場に、初めて到達できましたので、6・4+7Dを三脚に載せて使用できました。)

この日は昼にかかった時間のせいか、給餌は終わっていたようで、母親も、定点でじっとしています。代わりに、育ちのいい2羽を中心に、たまには3羽一緒になって騒がしくじゃれて飛び回っていました。

飛翔力が身に着いたら、まもなくこの林を出るのでしょう。
 
 
 
定点の母親が時折、けたたましい声を上げて攻撃的な飛翔を行って戻ってきます。目敏(めざと)い知人が、前に巣の有った松の隣の木に、ハクビシンが居るのを発見しました。ハクビシンは、何も得るものは無さそうでしたが、我々が観察していた時間中、降りる様子もなく、むしろ、枝に顔を乗せて、居眠りするような素振を見せていました。

  

 

 

 

 

トピック的なことして、ツミの食べ残しが地面に落ちているのに気付きました。場所は、先ほどの母親が餌を持って陣取っていた太い折れ枝の真下辺りです。(以下の2枚も、4・56+7D + 一脚です。)

 

こちらは、私が指摘するまで皆知らなかったもので、午前中には無かったのだそうです。

よく視ると、スズメの成鳥で、頭部は有りませんが、毛毟(むし)りはしてないですから、母親が、育ちのいい子に与えたものを、その子がウッカリ落としたか、母親自身が落としたか、でしょう。

恐らく、身の安全のため、地上に降りてまで拾い上げるのは、親であれ、子であれ、タブーなのかもしれない、と思ったことでした。何しろ、人通りの多い公園ですから…。

 

 

 

朝から有ったというもう一方は、主に両足部分のみで、殆ど食べられています。恐らく、もう食べ尽くしたか、満腹になって放棄したのかも知れません。

 なお、同じ脚部を比較すると、こちらのほうが大柄な餌鳥だったことが明らかです。

 

 

 

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