オオワシともなるとさすがに大きく、色も派手目でよく目立ちます。狩場の涸沼の最短の岸から400m近く離れて、数10mの高さに有る神社の杜の一本の檜の天辺に静かに羽を休めていても、周りのカラスが放っときません。
この時も、数10mの範囲で多くのカラスが交代で次々と近づいて騒ぎたてていました。
オオワシは暫く悠然としていましたが、流石に五月蝿かったらしく、遂に檜を離れました。すると何匹かのカラスが、まるで「俺が追い払ったんだ!」とでも宣伝するかのように啼きながら後を付けて飛んでいます。
中には2羽ほどのトビも加わっています。途中気付きませんでしたが、何処かで苦々しく見張っていたんですね。
しかし主役はオオワシ、周りのものは、大名行列のお供のように思われたのは滑稽でした。特に行く先はオオワシ次第、行列は忽ち乱れてしまうのでありました。
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