今年も暮れてクリスマスの翌日、いつもの場所で、主役が出ないものですから、運動を兼ねて林の方へ歩いてみますと、カサコソから、ガサゴソと音がします。枯れ草の向こうで、中位の大きさ(丸々と太っているので、大きくないけど、50~60kg程は有りそう)のイノシシが、枯れ草に鼻をゴソゴソと突っ込んで、まるで餌を漁っている格好。
なおこの時は、いざとい時の撮影用に、4・56系を一脚に載せて持ち歩いていました。
そのうちこちらに気がついたようで、猛烈に左右に走ります…が、左前脚首に、罠のワイヤが食い込んでいます。いくら走っても、数mで、グイと引っ張られるように停まります。偶には、私を視認して、猛烈に突っ込む様子ですが、結果は同じ。
今写真で見ると、金属製のワイヤのように見えますが、現場では、淡青色の布のように見えました。この淡青色(ライトブルー)は、大学時代のスクールカラーとかで、一度だけ神宮球場に六大学野球の試合の応援に行った時から、妙に印象に残っています。何とも弱いチームの色として…。
罠は道路から少し見下ろすような位置に有り、車が通る程度では、イノシシはじっとしていますから、運転者は気付きません。
私はテッキリ、普段懇意にしているイノシシ猟師の獲物だとばかり思い、彼のジムニーが来たら教えようと構えていたのですが、この日に限って来ません。彼は前日、罠にかかった小さ目のイノシシを仕留めるのに銃弾2発を使い、その上小さ過ぎるので役所に害獣駆除の申請もできず、完全赤字の不運の持ち主。是非とも進言したかったのですが…。
その後、家族が体調を崩したため、現地へ行けていません。
今年一年、ご高覧有難うございました。 新年も、御厚誼のほどを…。
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