2021年7月27日のことだ。
家族に「ちょっと海のようすを見てくる」と告げてシュノーケリングに出かけた。
途中の某海岸でプラモデルの野外撮影(屋外ロケ)を行った。
誰か「おいおい、屋外ロケは終わったんちゃうんかい!」とツッコんでくれ。
ちがうんだ。
ゲパルトの屋外ロケは終わったけど、今度は青島文化教材社の1/72ミリタリーモデルキットシリーズSP陸上自衛隊水陸両用車 (AAVC7A1 RAM/RS) 指揮通信型が被写体なんだ。

誰か「おいおい、シュノーケリングに行くのに、わざわざプラモを持って行ったんかい!」とツッコんでくれ。
そうなんだ。
ネットで「プラモデル 野外撮影」で検索したら、いろんな人が車や船や飛行機のプラモを屋外ロケしているブログの記事が出てきて、どれもリアルな写真が撮れていた。
その影響を受けて、自分もいろんなプラモでトライしてみようと思ったわけだ。
AAVC7A1は水陸両用車なので、上陸直後という設定で砂浜の波打ち際に置いて撮影した。



逆光撮影の際にはレフ板がわりにうちわを使ってみた。

打ち寄せた波が引いた直後の砂地が濡れた状態で撮影するためには設置するタイミングが重要だ。
プラモが波にのまれるアクシデントが発生して慌てた。


へたすると撮影者自身が波にさらわれる危険性があるので、よい子のみんなはけっしてマネをしないように・・・。

1/72は小さすぎるので、実際の砂粒や水滴がつくとスケール差が大きくて不自然に見えてしまうのが難点だ。

また、波にのまれた際に大切なパーツが消えてしまうのも悲しい・・・。
写真を見てお気づきだろうか?


別の極小パーツも取れて海の藻屑と消えた・・・。
自然の脅威を感じた。
そういえば、かつてこの砂浜でテオ・ヤンセンというアーティストが生み出したビーチ・アニマルの模型を撮影したことがあったなあ・・・遠い目。
学研の大人の科学シリーズの一つなんだが、考えてみたらこれもプラモデルの一種と言っていいかもしれない・・・。
動画が残っているので、興味のある人は見てくれ。

テオ・ヤンセンのビーチアニマルをビーチで動かしてみた
2011年の夏,大分市美術館で開催されていたテオ・ヤンセン展を見学して感動しました。
学研の大人の科学のミニ・ビースト模型を作って動かして遊...
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本物と同じように海辺で動いているところを見てみたかったんだ。
懐かしい思い出だ。