最後の決め手は肘と手首の使い方
ゲンコツをどのように振り回すかでサーブの良し悪しが決まります。
(右腕の振り方と手首の返しのイメージ図)
この図はバレーボールのオーバーハンドサーブにおける,右腕の振り出しをイメージしたものです。
1から7に向かって腕は振りだされますが,そのとき,次のようなことを意識して行います。
1 左手でトスを上げる時の右腕の状態ですが、右腕は、後方に構え,
肘を少し曲げます。
このとき手首はまっすぐですが,⑤の位置でボールをヒットするときの角度に合わせた状態(手首を後方に少し折り曲げた状態)でもかまいません。
腕をもっと下に構えて,肘を伸ばして構える場合も,右腕が肩の高さくらいまで上がってきたら,図の1の場所肘を曲げます。写真で言うと1番右の写真ですね。
2 トスがヒッティングポイントに近づくタイミングに合わせて,右手 を
振り出します。
3 いよいよゲンコツがヒッティングポイントの高さに差し掛かります
ので,この辺で最終的な微調整を行い,バレーボールをしっかり見な
がら,ゲンコツが直線的に出るよう,また,ゲンコツの打面がゲンコツ
の軌道に対して垂直を保つよう意識しながら腕を繰り出します。
4 ここで,完全にゲンコツの軌道は決まります。④→⑤→⑥→⑦の順
に腕は繰り出されますが,この間,肘を徐々に伸ばし,手首を後方に
少しずつ折っていくことによって,ゲンコツがまっすぐな軌道を保ちつ
つ,移動し,⑤~⑥付近でバレーボールをヒットしている点に注意願
います。
図 6~7 図4~5 図3~4 図1~2
以上です。
バレーボールのオーバーハンドサーブにおいて、右手を繰り出すとき、右腕をそのまま振り回すようにしても、変化球は打てません。
図の4~5のとおり、水鉄砲の筒の中をピストンが動くように、バレーボールをヒットする周辺では、ゲンコツが直線的な軌道を描くよう繰り出しボールを打ち出すのです。
ゲンコツの面をゲンコツの軌道に対して垂直に保つべく,手首を後方に折る様子は末尾の写真も参考にしてください。
このオーバーハンドサーブで揺れるボールを打つための、素振り練習もお部屋の中でできますからね。ゲンコツをにぎって、まっすぐ振り出す感覚を身に着けてくださいね。
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宮崎県出身の転勤族です。熊本県、福岡県、大分県、沖縄県、高知県等を転々としながら、各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等をご紹介しています。
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では、今後ともよろしくお願いします。
素晴らしいですね。奥様と一緒に、バレーですか。
是非挑戦してください。
肩をいったん入れてから腕を振り回すドライブサーブや、フローターサーブより肩への負担は少ないかもしれません。
私もゆーたさん目指して頑張りたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。