変化球サーブをレシーブしよう（腕振りのアンダーを矯正する・・・その３）

はじめに
腕振りのアンダーパスは、成功率の高いサーブカットを目指すなら矯正したほうがいいというお話をしております。
今日は、コーチがうまく指導していくことで、腕振りのアンダーパスを矯正する方法を御紹介します。

対人レシーブ
これは1対１で片方が軽くボールを打ってやり、このボールをアンダーでレシーブするという、ただそれだけの練習です。

コツ（第1段階）
腕振りが激しい人の場合は、腕を振らないよう口頭で指導し、少し強めにボールを打ってやります。
ボールは強くても、ドライブがかかって、腕さえ出せばボールがきちっと腕に当たるというような位置をしっかり狙って打ってほしいのです。

この練習は難しいサーブを拾う練習ではなく、成功率の高いサーブレシーブを修得するための前提として、腕振りアンダーパスを矯正しようというというところにその目的を置いていますので、ボールはレシーブしやすいボールでいいのです。

徹底して腕をあまり振らないでレシーブすることを意識させましょう。

コツ（第2段階）
腕振りの癖が少し治ってきたら、今度はボールを徐々にゆるくしていきます。
その際もレシーブの瞬間、アンダーに組んだ手の指先を床のほうにグッと向ける感じで腕の腹を前面に押し出してボールにコンタクトし、膝を使ってボールを前方に飛ばすというイメージを大切にしながらレシーブ練習をしていきます。

本日ここまでです。

 

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