20日は休み。
同じショップのハヂメさんにサイクリングに誘って頂いた。
ただ行き先が、
一昨年走った「六峰街道(ろっぽうかいどう)」なのが問題。
あそこは上り坂ばかりで辛過ぎる。
一昨年は、87km走って獲得標高は2000mだった。
先週他の方主催のサイクリングに誘われたけど、行けなかったので今度は行きたいなぁ。
でもコースが辛いのでやっぱり止めとこうか、と葛藤しつつ結局行くことにした。
やはり迷った時は行くに限る。
そして当日。
朝7時に五ヶ瀬のGパークに集合。
メンバーは同じショップのハヂメさん・ダンディN川・ないちん工場の工場長さん・Dさん・トライアスリートのコナさん、そしてハヂメさんの友達のTさんの7人。
Dさんと工場長さんはショップのサイクリングではいつも先の方を走られるので、こうやって一緒に走るのは初めてだ。
Dさんのご家族もお見送りに来てくださった。
ハヂメさんの友達のTさんは1月の雨の日のブルベのお見送りに行った時にお会いしていたみたい。
ナイトライドが好きで、夜に出発して朝方家に帰ってくるサイクリングをよくされているそうだ。
走り方は人それぞれだなぁ。
ハヂメさんがコース設定から駐車場や昼食の手配など全てしてくださった。ありがとうございます。
そして、前日にハヂメさんの考案されたルートを見直したところ、走行距離93kmで獲得標高2700mになっているのを見て愕然とする。(;゚Д゚)
以前ショップのおじさんが考案されたコースは土砂崩れで走れないところがあるので、やむを得ずこのコースになったとのこと。
同じショップのゴルゴ13の言葉を思い出した。
「ハヂメさんがコースを作ると酷いことになるので、気をつけたほうがいい」
標高567mのGパークをスタートし、すぐ近くに六峰街道入口があるのでそこから突入。
工場長さんとDさんが先頭でペースを作って下さる。
私が遅いので、みなさんいつもよりゆっくりペース。助かります。
コナさんとダンディN川が私の前後に付いてくれた。
コナさんもダンディN川も、私の介護が上手になったね。(*ゝω・*)
今回のコースはほとんど山の中なので、はぐれないようにみんなで固まって走る。
8時半に標高1000mに到着。この辺から雲の中となった。
「諸塚神社」を過ぎて、
スタートから14km、標高1200mに到着。
ここまで走ってくる途中、「本日サイクリング大会開催中」の看板を見かけた。
本日はこの辺りで日之影町主催のサイクリング大会が行われている。
私達は参加者ではないのに、スタッフの方が「お茶、飲みませんか?」と声を掛けて下さり、みんなでお茶を頂いた。
ありがとうございます。
前半戦の最後の上り。
最後尾で到着したら、みなさん拍手で迎えて下さった。
拍手されたの初めてだったけど、どんな形であれ嬉しいね。
高台にある展望所に登って、みんなで写真撮影。
写真を見て、「リア充みたいですね」と言ったら、「これはもうリア充ですよ」と誰かから返ってきた。
※リア充とは、リアル(現実)の生活が充実している人物のこと
みんなでサイクリングする時はいつもハヂメさんが写真を撮って下さる。
ハヂメさんがTさんの笑顔はいつ見ても素敵ですね、と言われてて確かにハニカミ笑顔が素敵な方だった。
激下り坂では真っ赤に色付いたもみじを見ながら一気に下りる。
下りきった先は
諸塚村。
11時半頃に昼食会場の「
どんこ亭」に到着。
こちらはバイキングとなっている。一人800円。
諸塚村はしいたけで有名なので、しいたけ料理がたくさんあった。
今度真似して作ってみよう。ふふふ。(*´艸`)
メニュー全部美味しかったけど、炊き込みご飯が特に最高だった。
おかわりしたかったけど、昼食後すぐに激坂区間に入るので、みんな腹8分で我慢。
12時半頃後半スタート。
ハヂメさんから「この後すぐに思わず『わぁー』と言ってしまうくらいの激坂よ」と予め聞いていたが、まさかこんなに厳しい坂とは・・・。
最初は14%くらい。
もう坂を見ただけで無理と諦め、自転車を降りて歩く・・・。
走るのも辛いが歩くのも辛い。
最大18%くらいあったけど、私以外みんな歩かず上りきる。((;゚Д゚)
歩きながらヒーヒー状態でみんなと合流。
坂の上にいるハヂメさんが、歩いて上ってくる私を見て満足そうな顔をして微笑んでいた・・・。
この激坂の後もずっと上り坂で、9〜10%が9km続いた。
もうラストは心が折れる寸前だったけど、ダンディN川とコナさんが見守ってくれて、他メンバーも私を待っててくれるので頑張る。
この坂、今まで上った中で一番キツいかも。
よくこんな坂道を探したなぁと逆に感心する。
そして、ひとまず一つ目の山「九郎山」制覇。
九郎山まで来たら気持いい尾根を10kmくらい走る。
道は落ち葉に覆われて、左手には断崖絶壁。
この景色を見たら、あの上り坂の苦労が多少は報われる。
でも楽しいひと時はあっという間に終わり、また上りが始まった。
上りで必死な時にコナさんが「六峰街道って六角形だから六峰街道って言うんですかね?」と聞いてくるので、「そうかもしれんね」と適当に返事したら、適当に返事したことを見透かされた。(・Θ・;)アセアセ…
案内板が六角形だったので、「やっぱり六角形だからじゃないかな」とコナさんに言い直したけど、よく考えたら違うよね。
疲れと空気の薄さで思考回路がおかしくなっていたのかな。
※六峰街道とは、「宮崎県延岡市北方町から五ヶ瀬町まで至る6つの峠を結んだ延長57kmの林道」の事。
後半に工場長の前輪がパンク。
少し走ったら次は後輪がパンク。
パンクは運気の善し悪しも関係するのかな。
再び標高1200m地点まで延々と上り返し、
そしてもうひとつ上って、最後のピーク飯干峠に到着。
日が暮れかけているけど、これで大きな上りは終了。
後はほとんど下るだけ。
ただ下りも激坂続きで、握力が無くなりそう。
私が走るのが遅いのもあって、予定を過ぎて18時にゴール。
Dさんの奥さんがみんなにおにぎりを差し入れして下さった。ありがとうございます。
六峰街道、やはり想像通り坂道は辛かったけど、落ち葉で覆われた尾根を走るのは気持ちよかった。
また2年後くらいに行きたいなぁ。
走行距離:93km
予定では獲得2700mだったけど、2470mになっていた。