山と自転車

熊本県熊本市在住の「ちよ」です。
ロードバイクの記事をメインで書いています。

ブルベ200kmに参加(3回目)

2017年01月23日 16時04分12秒 | ブルベ
またブルベ200kmに参加してきた。
200kmのブルベ挑戦は今回で3回目だ。
まだ200km以上に参加する自信はない。

一週間前から、当日の天気が気になりこまめにチェックしていた。
1月なので寒いのは当たり前だが、雨あるいは雪が降りそう。

ブルベの前日、テレビを付けていたら興味深い内容が流れてきた。
「植物は幾度もの氷河期を乗り越え、遺伝子を強くしながら現在の生物相を形成した」という内容。
もしかしたら人間も冷たい環境に置いて凍えさせた方が強くなるのではないだろうか。


前日カッパや防水スプレーをいそいそと準備し、ついでに身体に良さそうな黒ニンニクをいただく。

初めて食べた黒ニンニク、( ゚Д゚)ウマー。


当日は朝5時起床。
車でスタート地点の近くに行き、駐車場を探していたら時間がかかってしまって、スタート時間ギリギリに到着となってしまった。
スタート地点には昨年六峰街道サイクリングでご一緒したTさんが応援に来られていた。
私が焦って準備をしていたら自転車を持って下さった。ありがとうございます。




本日の参加者は30人くらい。
同じショップの羊の夫婦の旦那さん、okdさんも参加されている。

コースはこんな感じ。(ルートラボを保存し忘れたので、だいたいな感じで再作成しました)


しばらくは平地なので、みんな同じくらいのペースで走る。
信号待ちの時に、「今日は午後から寒くなるから早くゴールした方がいいね」との会話を小耳に挟む。


雨は時折パラつく程度で、走っていれば身体が温まるので寒さも気にならない。
okdさんが、「さっきスタート地点にいたおばさんはブルベの創始者ですよ」と教えてくださった。
その「創始者」がスタート地点で優しい目で微笑んでおられたあの女性の事だとすぐわかった。
そしてその創始者の事をokdさんが「おばさん」と呼んだ事をここに報告する。


途中の信号待ちで、昨年末にheaven's ride2016でお会いした方がおられた。
挨拶をしたら、「あーあの時の!覚えてます」と言われた。
何となくその反応で本当は覚えてないだろうなぁと感じたが、でも覚えている振りをされたこの方は確実にいい人だろう。

30kmくらい走って、上りが始まったらだんだんバラけてきた。
私はリカンベントの方と同じペースだったのでしばらく付かず離れずで走る。
この自転車は上りはキツいらしいけど、空気抵抗が少ないので平地や下りは速いとのこと。



途中からリカンベントの方と離れて、一人となる。
ブルベは正確な距離の把握が大事だが、途中でガーミンが止まっていて、今何km走っているのかわからなくなってしまった。(・Θ・;)アセアセ…

途中のコンビニでブルベライダーが停まっているのを何度か見かけて、「もしかしてあそこがチェックポイント?」とだんだん不安になる。
不安だったので信号待ちで追い付いて来られた方に聞いたら、「第一チェックポイントは後3km先ですよ」とのこと。(〃´o`)=3 ほっ



ほとんど最後尾で、51.4kmの第一チェックポイントに到着。
時刻は9:36。タイムアウトは10:33なのでおよそ56分の貯金。


私が到着するとみなさん中のカウンターに座り何か食べられていた。
羊の夫婦の旦那さんやokdさんがカウンターから手を振ってくれた。
羊の夫婦の旦那さんも確か昨年からブルベデビューされており、私が得ている情報では400km走られている。
もしかしたらもっと走られているかも。

羊の夫婦の旦那さんの自転車。

通勤用の自転車をブルベ用に改造したとのこと。


ブルベ格差社会の底辺に巣くう私には座ってゆっくり食べる資格も余裕もないので、外で立ったままジャンボいなりとコーヒーを飲む。

お弁当のヒライで一番好きなメニューはジャンボいなりだ。
ショップの先輩もジャンボいなりが好きだと言っていた。

第一チェックポイントからはokdさんがゆっくりペースで私の近くを走ってくださった。
悪いので先に行って下さいとお伝えしたが、今回は制限時間いっぱい使ってゆっくり走られるとのこと。


今回のコースは湯の児折り返しだ。
こちら方面に来たのは3回目。
「太郎」と付く峠が3つあって、まず「赤松太郎」


「佐敷太郎」を通過する。


もう一つの「津奈木太郎」は復路で通る。


今回のブルベのコースは往路の後半に「広域農道オレンジロード」がある。
広域農道という道はアップダウンの激しい道だと勉強済みだ。
上り坂は苦手なのでokdさんが一緒に走って気を紛らわしてくださった。上りの勾配は8~10%。
ヨロヨロ状態で恥ずかしかったので、「2週間振りの自転車なので許して下さい…」と言い訳する。




曇っているので景色はイマイチだが、天気がいい日は絶景だろうなぁ。



次の通過チェックポイントは広域農道終わり際にある「湯の児スペイン村・福田農園」だ。

「福田農園」の看板があり、左折するとその先もまだ上り坂が続いていた。((;゚Д゚)

もう上りは終わりと思って安心していたが、カーブを抜けても抜けてもまだ上り。
最後のカーブで上り坂が見えた時、心が折れて歩いてしまった。

この坂が今回のコースで一番辛かった。

通過チェックポイントをこんな高台に設定しなくても…。





こちらのパン屋さんでパンを二ついただく。


ブルベを走っているとよく「頑張って下さい」と声をかけてもらえるので嬉しい。
こちらでもお店の方やお客さんに声をかけていただいた。



第二チェックポイントはスタートから106km地点のコンビニ。
13:44に到着。
タイムアウトは14:04なので、貯金は20分。
なぜだかわからないが、走っている時は制限時間とか全然気にしてなかった。
okdさんと一緒だったし、完走する自信があったのだろう。


復路は国道3号線をひたすら走る。
足先の感覚はとうの昔になくなった。

海岸線に出ると結構向かい風が強い。
脚を止めると止まってしまうくらいの風。
okdさんが向かい風区間は前に出て下さるが、私の希望するペースよりやや速いのですぐ離れてしまう。
たまに頑張って追い付いても、okdさんは追い付くと微妙に速度を速める習性があるので、結局離れてしまう。


うたせ船があるよ」とokdさんが教えてくれた。





幌を広げたうたせ船、「海の貴婦人」と呼ばれているとのこと。(画像は芦北町観光協会HPより)



こちら方面にはあんまり来ないので、せっかくなので景色を見ながら走ろうと気持ちを切り替える。



15時半頃から雪がちらつき始めた。

復路は津奈木太郎峠、佐敷太郎峠を越え、スタートから138km地点の第三チェックポイントのお弁当のヒライに15:50に到着。


タイムアウトが16:16なので、26分の貯金。
中の椅子に座って、もしかしたらもうゴールしている人がいるかもしれんねーと話す。


最後の赤松太郎峠を越えたら、後は平地だ。
八代で最後の休憩をして、残り50km。


八代を抜けた頃日没。


本格的に寒くなる前にゴールしたいので、黙々とひた走る。

(画像は「全日本もう帰りたい協会」より)


okdさんが「残り40kmを時速40kmで走ったら1時間で帰れるよ」と言われた。
速く走れば走るほど早く帰れるんだなぁと当たり前の事だけどなるほどと思う。

でも太ももが強ばって疲れて力が入らず、膝もガクガク。
平地はもう20km/hくらいしか出せないけど、走っていればそのうち着くと思って頑張る。
okdさんが「脚が回ってるねー」と褒めて私の気持ちを盛り上げる。
私は嬉しくて調子に乗る。

途中、止まっている参加者を二人抜く。
助けたいけど、私には助ける体力も知識も技術もない。
okdさんが止まって声をかけられていたので、私は先に進む。

熊本市内に着いた時点で19時。
タイムアウトは20:30。

嫌な予感がして、okdさんに「私たち間に合いますか?」と問う。
この調子で行けば大丈夫との返事。
そして206km地点のコンビニに20:17に飛び込む―。


走行距離:198km+α=206km(スタート押し忘れ)


相変わらず遅くて恥ずかしいけど、なんとか時間内にゴール出来た。
早い方は17時台にゴールしたとのこと。

人が長距離を走った話を聞くと楽しいけど、聞くのとやるのとでは違う。
次は300km挑戦しようと思ったけど、ひとまず春まで待つことにしよう。
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お好み焼きミーティング

2017年01月20日 19時38分31秒 | 自転車
昨年11月に、以前同じ職場だった後輩女性から「今の職場の人に誘われて私も自転車を始めました(^-^)v」とメールが着た。

この後輩は美人で面白くないギャグでもすぐ笑うタイプなので、すぐにたくさんの友達が出来て、楽しい自転車生活を送るんだろうなぁと思っていた。

年明けに連絡したら「その後職場が変わって、自転車には1回しか乗っていません(T_T)」との返事。

私の想像した自転車生活とは程遠い状況だったので、本日一緒に走る約束をした。
…が雨風が強くサイクリングは中止。
お互い凄く楽しみにしていたので残念。



サイクリングは中止としたが、後輩に私の使わなくなった自転車用品を渡したかったので、会うことにした。



後輩がどこを走ればいいのかわからないと言っていたので、練習に良さそうなコースを車で廻る。
車で廻りながら、後輩が最近の失恋話を大笑いしながら話してくれた。
大笑いのポイントがいまいちわからなかったが、私もつられて笑う。
そして最後はお互い春は遠いねとしんみりする。
40kmくらい廻って、お腹が空いたのでご飯を食べに行くことにした。



後輩に、
「エグザイル風の店主が小粋なトークを繰り広げるお洒落なカフェ」と、「素朴な店主のいる気負いせずくつろげる庶民的なお好み焼き屋」どっちがいいか尋ねると、「お好み焼き」がいいとの返事。
私も断然お好み焼き派。


店主とお話したいなら、14時以降の空いている時間がいいよと誰かが言っていたので15時にお店に行く。

こちらの素朴な店主は、このブログにコメントを下さり、一緒にしまなみ海道を走った「お好み焼きSD」さんだ。
最近は忙しくてなかなか自転車に乗れていないとのこと。








具だくさんのお好み焼き。
( ゚Д゚)ウマー
私もたまに家でお好み焼きを作るけど、このふんわり具合は素人には真似できない。



後輩の自転車熱がイマイチだったので、お好み焼きを食べながらスマホに保存しているサイクリングの写真を見せたり、楽しかった思い出を語ったりして後輩の自転車への気持ちを高める。
みんなと楽しく走るために、一人の時でも自転車に乗って練習した方がいいよと話す。


お好み焼きSDさんも話に加わり楽しかった思い出を一緒に話してくれて、春になったら3人で花見サイクリングに行こうと約束をした。
後輩はそれまで近場で練習をしておくと言っていた。
春が楽しみだ。
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憧れの赤ジャージ軍団

2017年01月18日 23時30分00秒 | 自転車

(イメージ)

行きつけのショップの建物が、熊本地震で半壊となり取り壊しすることになった。
熊本市内では条件にあった店舗が見つからなかったので、2月に熊本市外に移転し新装開店されるそうだ。

現在ショップは引っ越し準備のため、一時閉店中。



先週末ハヂメさんに声をかけてもらって、ちょうど仕事が休みだったのでショップの引っ越しの手伝いに行ってきた。

お店に行くとお一人先に女性が来られていて、ペンキ塗りの作業をされていた。
お顔を拝見したら、私が自転車を始めた時にお世話になった女性先輩だった。
この方は私が初めて「阿蘇望(確か3年前のBコース)」に出た時に一緒に走って下さった方で、最近はあんまり会う機会がなかったけどそれでもずっと憧れの存在だ。



明るくて可愛いくて優しいので大好きだ。
私が気後れしていじけてショップのサイクリングに行かなくなった時、心配して連絡を下さった。

それからこの先輩は自転車に乗る時、化粧もしないし日焼け止めも塗らない。
日焼けとか全然気にしないそうだ。
可愛いのにこういうワイルドなところも大好きだ。

久々に女性先輩に会って、嬉しすぎてキャーキャー言いながら先輩に抱き付く。


知らなかったけど、この先輩も他の先輩も私が手伝いに行くずっと前から手伝いをされていたみたい。


他にご夫婦で来られた方達とお話ししながらペンキ塗りの作業を行った。


来週は行けないけど、再来週にまた手伝いに行こうと思う。

…ということで、しばらく自転車に乗っていない。
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2017年 初詣サイクリング

2017年01月09日 19時43分00秒 | 自転車
まだ初詣に行ってなかったので、今日自転車で初詣に行く。


朝から色々やって、遅めの11時に出発。
玄関のドアを開けると、思いの外寒くて風が強かったので一瞬怯む。
これくらいで寒いなんて、甘いなぁ。


毎年初詣は菊池市の菊池神社に行くので、今年も菊池神社へ向かう。
菊池神社までのルートはノープランなので走りながらその都度考えよう。


ひとまずいつものコースで熊本市内から菊陽を突っ切る。
その後は交通量の少ない旭志に入り県道329号線を通って菊池入りすることにした。


運動すると身体がポカポカ。
とうの昔に寒さも忘れた。


旭志の姫井地区にある「姫井橋」。
日本で一番最初に作られた鉄筋コンクリート下路アーチ橋で、国登録有形文化財とのこと。



県道329号線は上り基調だけど、2~5%くらいで緩やか。



走りながら心の中で神様に今年の抱負やお願い事など何を言おうか考えながら走る。

きっと神様は自転車で遙々初詣に来た私の事を贔屓目で見てくれるだろう。



前から気になっていた釣り堀。


道向かいの水汲み場。


水を一口戴く。


雰囲気のある鉄橋を過ぎて、


姫井橋から4〜5kmくらいでピークへ。


交差点を真っ直ぐ進んで、


その後は国道387号線(菊池渓谷の道)に合流。
アップダウンを経て菊池神社の裏側に到着。


ここまで46km。
時刻は14時。




神社はまだ賑わっていた。
神様に今年の決意表明を3分くらいかけて行う。


おみくじは「末吉」





帰りは花房台を上って、和菓子屋さん「恭栄堂 花房台店」に立ち寄る。


お店の外で二個食べて、残りはお土産。








泗水から合志に入って、参拝の看板を見かけたので寄り道。




看板で見たことはあったけど、初めて訪れた「虚空蔵さん」だった。


カラフルなのれんをくぐると先に浅い洞窟があって、勇気を振り絞って屈んで洞窟に入ると「虚空蔵さん」がおられた。

お賽銭を入れていたら、背後からガサッと音がして心臓がギュッとなる。
振り返るが特に何もなし。



※「虚空蔵さん」は荒尾市の四山神社の分神で、知恵と商売繁盛、理財の仏として信仰されている。
元日と1月13日にお祝い事があるとのこと。




ある程度満喫したので、その後は速やかに帰る。
途中でお土産の和菓子の袋がタイヤに擦れて袋が破れる事案発生。


袋を気にしながら無事に初詣サイクリング終了。
17時帰宅。


走った距離:80km



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遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
いつもブログを読んで下さりありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
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