9月27日。
昨年から開催されている「やまなみドリームライド2015」に参加してきた。
疲労がやっと取れたので、今更ながら記事をアップする。
この大会は、やまなみハイウェイ開通50周年記念イベントとして昨年から開催されている。
コースは「ロングライドコース136km獲得標高2900m」、「ミドルライドコース80km獲得標高1500m」、「ファンライドコース29km獲得標高450m」の3つがある。
ロングライドコースは、走ったことのある道も含まれていたので、当たり前のようにロングライドコースに申し込んだ。
スタート地点は、大分県の「城島高原パーク」。
当日入りするので、朝3:30に起きて4:30に家を出る。
運転中眠気に襲われ、眠気覚ましに大声で歌いながら運転していたら喉をやられた。
やっぱり前日入りがいいね。
今回の大会には、ブログ友達で同じショップの1008さん、読み逃げ屋さんが参加される。
1008さんはロングライドコース。
1008さんが「ちよさん、今日彼氏は?」と聞いてくる。
もしかして彼氏って寺野くんの事?
寺野くんはまだ彼氏じゃないよ。
(///□///)アセアセ
読み逃げ屋さんはいつもと違う自転車で、ミドルライドコースに参加される。
読み逃げ屋さんの自転車、詳しくはわからないがお洒落で可愛い。
読み逃げ屋さんの夢はこの自転車で旅をすることだ。
そして今年3月のサイクリング大会で声をかけてもらったピナもんさん。久々の再会だ。
ピナもんさんは自転車歴丸4年。
この前朝練に参加させてもらったお店が行きつけだそうだ。
ピナもんさんはこの大会は2回目の参加。
7:30に開会式と安全走行説明。
ゼッケンは、安全ピンでジャージの背面で留めるタイプだった。
一回ジャージを脱いで、チクチク安全ピンでゼッケンを留めている時にいつも孤独感に襲われる。
これ私の中では自転車あるある。
そして8時にゼッケン番号順にスタートする。
ピナもんさんと1008さんには、私のことは気にせずマイペースで走ってくださいとお伝えする。
先にピナもんさんがスタートし、私も続いて8時5分頃スタート。
何となく心身ともにエンジンがかからず、景色を見ながらまったりペースで走る。
今日は晴天ではないが、薄曇りで涼しくていい。
そして、後からスタートした1008さんに早々に追い越される。
スタートから27km地点、「小田の池レストハウス」に到着。
エイドでお水、りんごジュース、揚げ饅頭を戴く。
揚げ饅頭は美味しかったので3つ食べた。
そして、隣には温泉が用意してあった。
手先が冷えていたので気持ちいい。
そして、またのんびり次のエイドを目指す。
確かこの辺りだったと思うが、自走で来られていたokdさんと会えた。
何となく気分が後ろ向きだったので、知っている人に会えて嬉しかったー。
okdさんはこれから職場の先輩の応援に行くと、颯爽と走って行かれた。
爽やかな笑顔に元気をもらう。
この辺りは、九州横断した時に通ったことがある。
そしてスタートから44km地点のエイド、「長者原ビジターセンター」で休憩。
こちらではお水を頂いた。
そして、自転車人生3度目の「牧の戸峠」に到着。
ここまでは余力を残して上る事が出来た。
「牧の戸峠」から久住方面にずっと下って、「久住高原ロードパーク」に入る。
ここから先、写真を撮る余裕もないほど辛かった。
ここから「鬼のやまなみ」が本性を現した。
まず激坂およそ2km上って、激坂およそ5.5km下る。
でもここは折り返しコースなので、この下った激坂をまた上らないといけない…。
同じペースの人達と体力温存走法でヨロヨロ上っていると、折り返してくる方が「上りこれでラストよー」と励ましてくださる。
そして激坂を上り終えて下っていると、昼食を終えて折り返し中の1008さんとすれ違う。
間もなくピナもんさんともすれ違う。
ピナもんさんは上りは歩くくらいのペースと言われていたけど、やはりそれは謙遜だった。
私があんまりペースが遅いので、ピナもんさんがせっかく上った道を引き返して付き添ってくださった。
後ろからピナもんさんが付いて来てると思ったら、『頑張らないと』という気持ちになり、昼食会場までちょっとだけ頑張る。
そして、スタートから67km、12:20に昼食会場の「ガンジーファーム」に到着。
もう昼食を食べ終えたピナもんさんも私の昼食に付き合ってくださった。
ここで何人か回収車に乗られていた。
いつもの事だが、今回も最後尾に近い。
急いでお弁当を食べ、昼食後からピナもんさんと一緒に走る。
さっき下った激坂5.5kmをやはり上る。
勾配は8%前後だったかな。
歩いている人もいて、皆さん辛そう。
ピナもんさんがその方達に声をかけながら、上られていた。
次は、「九重スキー場」までの激坂区間。
10%以上の激坂がおよそ2.5km続く。
歩いている人が多数の中、絶対脚を付かないと強い決意の元、必死で上りきる。
そしてどうにかピークに到着。
一応これで激坂は終了らしい。
ただもう脚パンなので、力が入らない。
景色を見ながらピナもんさんの後ろをボチボチ走る。
スタートから99km地点。
同じペースの自転車初心者の若者と3人で朝日台でソフトクリーム休憩。
朝日台のソフトクリームは食べといた方がいいとピナもんさんのお勧め。
なるほどサラッというかジュワッとした食感でウマー。
この辺で、制限時間の17時まで残り2時間。
上りのコースなので、ざっと計算して時間内ゴールは厳しそうだが、一応制限時間目指して走る。
私があまりにも後ろでダラダラ走るので、ピナもんさんから前を走るように言われる。
昼食会場に向かう時もそうだったが、後ろに知っている人がいると、急にやる気が湧いてくる。
さっきのボチボチと打って変わって、ビューンと意味不明のラストスパートをして、すぐに力尽きる…。
まだ残り10km以上あるのに…。
でも今回初めて発見した。
私は知っている人が後ろにいると頑張る習性があるようだ。
今までの自転車人生振り返ると、過去にもこんなことあったなぁ。
でももう余力はない。
最後の上り5kmをまたヨロヨロ状態で上る。
勾配は急ではないが、疲れた脚には辛い。
他の参加者の方と、励まし合いながら上る。
そしてすべて上りが終了し、後は城島高原パークのゴールまで下るだけ。
この下りの時に、すでにゴールして車を運転して帰る人達とすれ違う。
何となく目でわかる。
皆さん「もう少し!頑張れ!」みたいな目でこちらを見られる。
なので、私も「わかった」と強く頷く。
城島高原が見えると、
「あー終わった。私よく頑張ったなー」とホッとして涙が浮かんできた。
制限時間が17時までだったけど、遅れても大丈夫ですよと途中で言われていたので最後まで走りきって17:30にゴール。
スタッフの方が拍手で迎えてくださった。
先にゴールされていた1008さんと読み逃げ屋さん。
もう帰られたかと思っていたが、お風呂に入ってさっぱりした姿で待っていてくださった。ありがとうございます。
同じコースを走られた1008さんは、私より2時間先にゴールされていた。
冷やししる粉。
走った距離:136km、獲得標高2900m
「鬼のやまなみ」の名の通り、鬼のようなコースだった。
一人だったら確実にくじけていたが、ピナもんさんがペースメーカーとなってくださって走り切ることが出来た。
どうもありがとうございました。
ピナもんさんが言うには、初めて走った昨年より、コースを知っている今年の方が楽と言われていた。
そしてスタッフの方々のお陰で、今回も安全にゴールすることが出来た。
どうもありがとうございました。
坂が辛かった分、思い出に残る大会となった。
昨年から開催されている「やまなみドリームライド2015」に参加してきた。
疲労がやっと取れたので、今更ながら記事をアップする。
この大会は、やまなみハイウェイ開通50周年記念イベントとして昨年から開催されている。
コースは「ロングライドコース136km獲得標高2900m」、「ミドルライドコース80km獲得標高1500m」、「ファンライドコース29km獲得標高450m」の3つがある。
ロングライドコースは、走ったことのある道も含まれていたので、当たり前のようにロングライドコースに申し込んだ。
スタート地点は、大分県の「城島高原パーク」。
当日入りするので、朝3:30に起きて4:30に家を出る。
運転中眠気に襲われ、眠気覚ましに大声で歌いながら運転していたら喉をやられた。
やっぱり前日入りがいいね。
今回の大会には、ブログ友達で同じショップの1008さん、読み逃げ屋さんが参加される。
1008さんはロングライドコース。
1008さんが「ちよさん、今日彼氏は?」と聞いてくる。
もしかして彼氏って寺野くんの事?
寺野くんはまだ彼氏じゃないよ。
(///□///)アセアセ
読み逃げ屋さんはいつもと違う自転車で、ミドルライドコースに参加される。
読み逃げ屋さんの自転車、詳しくはわからないがお洒落で可愛い。
読み逃げ屋さんの夢はこの自転車で旅をすることだ。
そして今年3月のサイクリング大会で声をかけてもらったピナもんさん。久々の再会だ。
ピナもんさんは自転車歴丸4年。
この前朝練に参加させてもらったお店が行きつけだそうだ。
ピナもんさんはこの大会は2回目の参加。
7:30に開会式と安全走行説明。
ゼッケンは、安全ピンでジャージの背面で留めるタイプだった。
一回ジャージを脱いで、チクチク安全ピンでゼッケンを留めている時にいつも孤独感に襲われる。
これ私の中では自転車あるある。
そして8時にゼッケン番号順にスタートする。
ピナもんさんと1008さんには、私のことは気にせずマイペースで走ってくださいとお伝えする。
先にピナもんさんがスタートし、私も続いて8時5分頃スタート。
何となく心身ともにエンジンがかからず、景色を見ながらまったりペースで走る。
今日は晴天ではないが、薄曇りで涼しくていい。
そして、後からスタートした1008さんに早々に追い越される。
スタートから27km地点、「小田の池レストハウス」に到着。
エイドでお水、りんごジュース、揚げ饅頭を戴く。
揚げ饅頭は美味しかったので3つ食べた。
そして、隣には温泉が用意してあった。
手先が冷えていたので気持ちいい。
そして、またのんびり次のエイドを目指す。
確かこの辺りだったと思うが、自走で来られていたokdさんと会えた。
何となく気分が後ろ向きだったので、知っている人に会えて嬉しかったー。
okdさんはこれから職場の先輩の応援に行くと、颯爽と走って行かれた。
爽やかな笑顔に元気をもらう。
この辺りは、九州横断した時に通ったことがある。
そしてスタートから44km地点のエイド、「長者原ビジターセンター」で休憩。
こちらではお水を頂いた。
そして、自転車人生3度目の「牧の戸峠」に到着。
ここまでは余力を残して上る事が出来た。
「牧の戸峠」から久住方面にずっと下って、「久住高原ロードパーク」に入る。
ここから先、写真を撮る余裕もないほど辛かった。
ここから「鬼のやまなみ」が本性を現した。
まず激坂およそ2km上って、激坂およそ5.5km下る。
でもここは折り返しコースなので、この下った激坂をまた上らないといけない…。
同じペースの人達と体力温存走法でヨロヨロ上っていると、折り返してくる方が「上りこれでラストよー」と励ましてくださる。
そして激坂を上り終えて下っていると、昼食を終えて折り返し中の1008さんとすれ違う。
間もなくピナもんさんともすれ違う。
ピナもんさんは上りは歩くくらいのペースと言われていたけど、やはりそれは謙遜だった。
私があんまりペースが遅いので、ピナもんさんがせっかく上った道を引き返して付き添ってくださった。
後ろからピナもんさんが付いて来てると思ったら、『頑張らないと』という気持ちになり、昼食会場までちょっとだけ頑張る。
そして、スタートから67km、12:20に昼食会場の「ガンジーファーム」に到着。
もう昼食を食べ終えたピナもんさんも私の昼食に付き合ってくださった。
ここで何人か回収車に乗られていた。
いつもの事だが、今回も最後尾に近い。
急いでお弁当を食べ、昼食後からピナもんさんと一緒に走る。
さっき下った激坂5.5kmをやはり上る。
勾配は8%前後だったかな。
歩いている人もいて、皆さん辛そう。
ピナもんさんがその方達に声をかけながら、上られていた。
次は、「九重スキー場」までの激坂区間。
10%以上の激坂がおよそ2.5km続く。
歩いている人が多数の中、絶対脚を付かないと強い決意の元、必死で上りきる。
そしてどうにかピークに到着。
一応これで激坂は終了らしい。
ただもう脚パンなので、力が入らない。
景色を見ながらピナもんさんの後ろをボチボチ走る。
スタートから99km地点。
同じペースの自転車初心者の若者と3人で朝日台でソフトクリーム休憩。
朝日台のソフトクリームは食べといた方がいいとピナもんさんのお勧め。
なるほどサラッというかジュワッとした食感でウマー。
この辺で、制限時間の17時まで残り2時間。
上りのコースなので、ざっと計算して時間内ゴールは厳しそうだが、一応制限時間目指して走る。
私があまりにも後ろでダラダラ走るので、ピナもんさんから前を走るように言われる。
昼食会場に向かう時もそうだったが、後ろに知っている人がいると、急にやる気が湧いてくる。
さっきのボチボチと打って変わって、ビューンと意味不明のラストスパートをして、すぐに力尽きる…。
まだ残り10km以上あるのに…。
でも今回初めて発見した。
私は知っている人が後ろにいると頑張る習性があるようだ。
今までの自転車人生振り返ると、過去にもこんなことあったなぁ。
でももう余力はない。
最後の上り5kmをまたヨロヨロ状態で上る。
勾配は急ではないが、疲れた脚には辛い。
他の参加者の方と、励まし合いながら上る。
そしてすべて上りが終了し、後は城島高原パークのゴールまで下るだけ。
この下りの時に、すでにゴールして車を運転して帰る人達とすれ違う。
何となく目でわかる。
皆さん「もう少し!頑張れ!」みたいな目でこちらを見られる。
なので、私も「わかった」と強く頷く。
城島高原が見えると、
「あー終わった。私よく頑張ったなー」とホッとして涙が浮かんできた。
制限時間が17時までだったけど、遅れても大丈夫ですよと途中で言われていたので最後まで走りきって17:30にゴール。
スタッフの方が拍手で迎えてくださった。
先にゴールされていた1008さんと読み逃げ屋さん。
もう帰られたかと思っていたが、お風呂に入ってさっぱりした姿で待っていてくださった。ありがとうございます。
同じコースを走られた1008さんは、私より2時間先にゴールされていた。
冷やししる粉。
走った距離:136km、獲得標高2900m
「鬼のやまなみ」の名の通り、鬼のようなコースだった。
一人だったら確実にくじけていたが、ピナもんさんがペースメーカーとなってくださって走り切ることが出来た。
どうもありがとうございました。
ピナもんさんが言うには、初めて走った昨年より、コースを知っている今年の方が楽と言われていた。
そしてスタッフの方々のお陰で、今回も安全にゴールすることが出来た。
どうもありがとうございました。
坂が辛かった分、思い出に残る大会となった。