山と自転車

熊本県熊本市在住の「ちよ」です。
ロードバイクの記事をメインで書いています。

風に任せて

2017年08月31日 19時40分00秒 | 自転車
おとといは仕事が終わってから夕方サイクリング。




夜の空港へ







今日は、昨日仕事終わりが遅かったので、昼前に目覚めて出発。
いつもの西原村方面に向かっていたら、向かい風だったのでUターンして宇土方面に行先変更。

宇土方面は交通量が多いのであんまり行かないけど、夏の終わりに熊本の海も見とこう。


家から25㎞地点の「道の駅しらぬい」で休憩。




2017年の不知火 海の火まつりは、9月19日(火)開催。
「不知火(しらぬい)」とはこの辺の地名だけど、八代海や有明海で旧暦8月1日前後に現れる蜃気楼のことを不知火と呼ぶ。


道の駅で売っていたかき氷230円。

普通のかき氷だけど、今日は暑いので(゚д゚)ウマー


近くにおられた60代の女性に声をかけられる。
自分もスポーツをしたいけど自分の親と義理の親の介護で自分の時間がない、との話をかき氷を食べながら神妙な顔をして聴く。(・ω・`)


道の駅で休憩していたら、幟がバタバタ風になびき始めた。
この先向かい風の予感!

なので、また風に任せてUターン。
元来た道を戻る。
今は自由気ままだけど、私もいつかは介護をする日が来るだろう。


熊本市内に戻ったら、江津湖へ。




外から隣の動植物園の象を眺めて帰宅。


走った距離:52㎞
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自転車ひとり旅ー秋吉台カルストロードー

2017年08月21日 15時12分01秒 | 自転車旅
日曜日が休みなので、土曜日の夜から一人旅へ行ってきた。
今回もルート以外は出発時間も宿泊先もノープラン。
休みの日はいっさい時間に縛られず、伸び伸び過ごしたい。



準備を整えて、自転車で熊本駅まで行く。
行く途中狭い路地で対向自転車を避けようとしたら、ハンドルが鉄柱に当たり立ちごけ。
幸先悪いなぁとテンションが下がる。(;´Д`)


20時過ぎに熊本駅に到着。
輪行の準備をして、新幹線に乗り込む。






今回の目的は秋吉台カルストロードを走ること。
なので一番秋吉台に近そうな新山口駅で下車。
時刻は22時半。



駅周辺は思っていたよりも栄えてなかったけど、若者がたくさんいたので何かイベントがあったのかな。
駅近くのビジネスホテルを予約しようとホテルに行ったけど、ホテルのロビーにも若者がたくさん。
1軒目予約いっぱい。2軒目も予約いっぱい。
3軒回って、どこも予約いっぱい。


もともとノープランの旅。
ホテルに泊まるのは諦め、野宿を覚悟する。

でも野宿初心者の自分がこんな街中で寝るのは抵抗があるので、人が少なくなるところまで走ることにした。


看板に沿って、目的地へ向かう。


いつの間にか隣に自転車道があったので、そちらに乗り換え。


すぐ隣に車道がある時は怖くないけど、


車道から離れると怖い。


明るかったら、快適な自転車道だろうなぁと思いながら走る。


夜1時に秋芳洞の駐車場に到着。



このまま進んでも暗すぎて何にも景色が見えないので、ここで明るくなるのを待とう。
ベンチに寝転んで寝ようかなと思うけど、野宿初心者の私が寝れるわけもなく、満天の星空をただ眺める。
流れ星を5つ見られて、ラッキー。

このまま朝まで眠れるものなら眠りたいけど、時折草むらから聞こえるガサガサ音にだんだん恐怖心が大きくなってくる。
2時間くらいここに留まっていたけど、動いていたほうが恐怖心が和らぐので、今回の旅の目的地の一つ「別府弁天池」に向けて移動。

急いでも時間が余るだけなので、ゆっくり移動し4時くらいに「別府弁天池」に到着。
ベンチに横になって夜明けを待っていたら、少しウトウトできた。
5時に水を汲みに来られた車の音で目が覚め、やっと朝が来たとホッとした。


こちらのお水は、1杯飲めば寿命が1年延び、2杯飲めば2年寿命が延びると言われている。


まだ薄暗いからか、水の色はこんな感じ。


プロが撮れば、こんな色の池が見られる。(写真は一般社団法人山口県観光連盟さんより)



次の目的地へ進む。


雲海の下を走り抜け、先ほどいた秋芳洞へ。


秋芳洞は中学生の時に来たことがある。


まだ営業時間前なので、お土産屋さんの通りをぶらぶら。

大きすぎる鯉。


人面魚がいると書いてあったので、鯉が顔を出すまでカメラを構えて粘る。




鯉の撮影をしていたら地元の人が出てこられ、少しお話しする。
9月にこちらでサイクリング大会があるので楽しみですと言われていた。




日の出を拝みながら、


カルストロード入口へ到着。


※カルストについては、こちら


7~9%の坂を3㎞くらい上り、






ピークを越えたら、こんな景色が広がっていた。








青草がもう少し短い時期が見頃らしいけど、これでも大満足。
全長10㎞のカルストロードはあっという間に終了した。

この辺の家の屋根はオレンジ色が多かった。

景観のためにオレンジ色にしてあるのかと思ったら、石州瓦を使っているのでこういう色とのこと。

ガードレールもオレンジ色。
これは特産物の夏ミカンの色らしい。


カルストロードを終えてから、眠気に襲われる。
どこか休めるところないかぁとそればかり考えながら走っていたら、ちょうどよさそうなベンチを発見。

時刻は朝8時。


2時間くらい寝ようかと思ったけど、45分で目が覚め再出発。




長門市出身の画家「香月泰男美術館」をチラッと覗き、


お腹が空いたので、コンビニで補給。


この辺の道は、歩道も路側帯も広くて走りやすい。


さすが「サイクル県やまぐち」だ。





次に青海島へ。
金子みすゞが20歳まで過ごした土地だ。








まずは金子みすゞ記念館


みすゞの部屋を再現したもの。


奥の本館にはたくさんの作品が展示してあった。
いつものようにジャージ姿で観光する。

「こだまでしょうか」
「みんなちがって みんないい」は聞いたことがあった。



記念館の隣にあった不思議な石。


願い事をして持ち上げて、軽く感じたらその願いは叶うとのこと。
両方とも重くて落ち上げきれず。


気を取り直し、綺麗な海を見ながら島の先の方へ進む。


海上アルプスを見たかったけど、行き過ぎて余計な坂を上ってしまう。


ヒーヒー状態で引き返して、海上アルプスは途中にあった駐車場から300mくらい歩かないといけないみたいなので諦めた。
いつか車で来よう。

戻って昼食。
たくさんの観光客で賑わっていた。


アジフライ定食。750円。



ご飯を食べたらまた眠くなってきた。
ここまでずっと15~20㎞/hで走っている。
寝不足だと脚に力が入らない。



下関市に入る。


無人駅の外の木陰で1時間くらい仮眠して、トイレで顔を洗ったらやっと力が出てきた。

ガーミンの地図を見ながら、坂をクリアしていく。
私の好きな言葉は「登坂車線終わり」




そして次の目的地に到着。


角島大橋(つのしま おおはし)だ。
時刻が夕刻だからか、霞んでいるためか、インターネットで見たのとちょっと違っていたけど、やっと生で見ることができて感激。


プロが撮るとこんな感じ。(山口県観光連盟さんより)


上の展望所から見れば、もっときれいに見えたかもしれないけど、上る余力なし。


角島大橋を出て、ちょうど見かけた道の駅に入る。
道の駅北浦街道 豊北(ほうほく)」



こちらの道の駅は「2016年 行ってよかった道の駅」ランキング1位とのこと。

夕食で「しらす丼」を頂く。900円。



(゚д゚)ウマー

こちらでは道の駅の職員さんや車中泊旅をされている人に声をかけてもらい、話をして楽しく過ごした。
ここの道の駅ではテントを張ったり、野宿をする人が多いそうだ。

職員さんに「必ずまた来ます」とお別れをして、18時に道の駅を出発。
さすが行ってよかった道の駅1位だなぁ。

夕日がきれい。



あとは191号線をひた走る。


最終ゴールは下関駅だ。


夜間走行に備え、反射ベスト装着。
この旅ももうすぐ終わるんだなぁと名残惜しい気持ちになる。


22時に下関駅に到着。

今日は祭りがあっていたみたいで若者で賑わっている。

在来線で小倉まで行って、小倉から新幹線で熊本駅まで戻る。




熊本駅から自転車で自宅へ。


家の近くの最終コーナーを曲がり、ガッツポーズをしてゴール。
時刻は1時。
眠くてつらい時もあったけど、無事に帰ることができて今回も一人旅成功。( • ̀ω•́ )v イエイ


走った距離:山口県188㎞+熊本14㎞=202㎞
獲得標高:1660m
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夏の終わりを感じつつ

2017年08月13日 19時46分34秒 | 自転車
8月から職場の環境が変わったため、仕事に集中していた。

職場と家を往復する日々。
最近は家の製氷機の氷を満杯にして、それを眺めるのが至福の時だった。





今日は久々の休みで、6時に起きるはずが起床したのは13時。
起きた時点で、休日の半分が終わっているって悲しい。(´・ω・`)


今日を逃すと、またしばらく自転車に乗れないので少しだけ乗っておく。

いつものサイクリングコースへ。




2週間以上ぶりに自転車に乗ったけど、暑さも和らぎ走りやすくなっていた。




走った距離:41㎞




自転車を抱えて、マンションへ…。

もう夏が終わる。






今のところ今年の夏の思い出は「窓から見た花火」…。



楽しい出来事は自分で行動しないとやってこない。
そのうちまた自転車旅に出かけよう。
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