昨日は1年前から楽しみにしていた天草サイクルマラソンだった。
昨年は、ロードバイクを購入して2ヶ月目でBコース(96km)を走った。
結局上り坂で3回歩いてしまった。
今思えば無謀な挑戦だった。
みんなが上れる坂を歩いてしまったことが悔しくて、1年間自分なりに練習して今年はAコース(135km)に挑戦することにした。
前日の夜に天草入り。
天草の友達と一緒にご飯を食べる。
“ヤキトリマン”(焼き鳥専門店)
刺身目当てで、“入福”
一軒目で久しぶりにビール2杯飲んだら、酔っ払いそうになったので、これはいかんと二軒目は烏龍茶でセーブした。
そして、当日。
昨年は雨だったが、今年は晴れ。
何回か一緒に走ったことのある職場の後輩は、サイクルマラソンの申し込みを忘れていてAコースの申し込みに間に合わず、Bコースで参加。
同じ頃に自転車を始めた女友達も不参加。
なので、今回は一人ぼっちで走る。
今まで自転車の最長走行記録110kmだったので、135Km走れるのか、
19km地点にスタートから1時間20分でたどり着かないと、Bコースにコース短縮されるので、関門を突破できるのか、
スタート前は不安がいっぱい。
不安に押しつぶされそうになっていたら、このブログを読んでくださってて、以前一緒に走った“羊さん夫婦”に会った。
私の不安を吐き出し、あと関門に間に合わずBコースを走るかもしれないと事前報告をすると、
「大丈夫よ」と言って下さり、不安な気持ちがちょっと和らいだ。
Aコースのスタートは8時50分だったかな。
人がいっぱいで、後ろの方にポツンと待っていたら、行きつけのサイクルショップのジャージを来た人が隣にいたので話しかけた。
噂でチームのエースだと聞いたことがある。顔は拝見したことがあるが、話したことがなかった。
その方も後ろの方に居られたので、
「並ばないんですか?」と尋ねたら、
「出発は一番最後でいいです。みんな抜きますから」と穏やかな口調で言われ、胸ズキューン。
私は9時5分頃に出発。
今日は走ることに集中したので、写真少なめ。
初っ端から3kmの上り坂があることは承知していたが、身体が温まっていなかったからか辛かった。
この坂の途中で、『もう今日はダメかもしれん』と思ってしまった。
坂の途中で、一緒に何度か練習に付き合ってくれたサイクルショップ繋がりのSさんが私の方をポンと叩いて、「頑張って」と声をかけてサーッと追い越して行かれた。
5Km地点でやっと身体が温まったのか、いつもの調子で走れるようになった。
その辺りで、チームのエースが私に追いついた。
そのエースは私の横でペースを落として、「一緒に走りましょうか」と声をかけて下さった。ここで2回目のズキューン。
「とんでもないです。ありがとうございます」とお礼を言い、先に行ってもらう。
後ろから来た人にどんどん追い抜かれたが、女性の二人組とペースが合ったので一緒に走ってもらう。
そのお二人のお陰で、無事に“牛深エイド”(スタートから40km地点)に到着。
今日は制限時間に間に合うように「休憩はなるべく短く」と思っていたので、
その女性二人組に、「私、遅いから先に行きます。追いついたらまたよろしくお願いします」と言い、先に出発。
初めて渡る「ハイヤ大橋」
「ハイヤ大橋」から向かい風が辛かった。
遠くに「崎津天主堂」が見える。(とんがっているところ)
写真を撮ったりしていると、さきほどの二人組の女性が来られたので一緒に昼食会場(70km地点)に到着。
私と入れ替わりで、“羊さん夫婦”が出て行かれた。
運営の方に「着くのは早い方ですか?」と聞くと、「もう8割くらいは到着してますよ」と言われ、急いでご飯と豚汁を食べる。
15分くらい休憩して、二人組にお礼を言い、一人で出発する。
あと残り65km。綺麗な景色を眺めたり、
立ち止って準備していた補給食を摂りながら走る。これ、(゜д゜)マズー。薬だと思って、無理やり飲み込む。
残り30kmくらいから、天草の友達が何回も先回りして応援してくれた。
友達の応援と『もう終わるんだなぁ。悔いのないように頑張ろう』という思いで、最後はなんか力が沸いて30km/hくらいで走れた。
たくさんの人を追い抜いて気持ちいい。
そして16時に無事ゴール。
長い坂が何ヵ所かあったけど、練習のお陰で今年は歩かずに済んだ。
今年もスタッフの方、ボランティアの方に感謝。
あと沿道で手を振ってくれた方、ありがとう。
後ろの方で走っていたので、色んな場面に遭遇した。
前半の下りカーブの所で落車した方がおられた。
座って話しておられたので命に別条はなさそうだが、その方が大した怪我でない事を祈る。
残り40km地点辺りで、遠くに休んだり走ったりされている二人組がおられた。
近づくと、70代くらいの男性と女性のお孫さんっぽい。
女性の方が「休むね?どうする?」と聞かれていて、70代くらいの方が、「うん、休む」と息も絶え絶え返事しておられた。
二人でずっとここまで走ってきたんだなぁと勝手に色々想像して泣けてきた。
走った距離:135km
かかった時間(休憩含む):7時間
平均速度:22km
<獲得標高>
上り:1317m
下り:1301m
昨年は、ロードバイクを購入して2ヶ月目でBコース(96km)を走った。
結局上り坂で3回歩いてしまった。
今思えば無謀な挑戦だった。
みんなが上れる坂を歩いてしまったことが悔しくて、1年間自分なりに練習して今年はAコース(135km)に挑戦することにした。
前日の夜に天草入り。
天草の友達と一緒にご飯を食べる。
“ヤキトリマン”(焼き鳥専門店)
刺身目当てで、“入福”
一軒目で久しぶりにビール2杯飲んだら、酔っ払いそうになったので、これはいかんと二軒目は烏龍茶でセーブした。
そして、当日。
昨年は雨だったが、今年は晴れ。
何回か一緒に走ったことのある職場の後輩は、サイクルマラソンの申し込みを忘れていてAコースの申し込みに間に合わず、Bコースで参加。
同じ頃に自転車を始めた女友達も不参加。
なので、今回は一人ぼっちで走る。
今まで自転車の最長走行記録110kmだったので、135Km走れるのか、
19km地点にスタートから1時間20分でたどり着かないと、Bコースにコース短縮されるので、関門を突破できるのか、
スタート前は不安がいっぱい。
不安に押しつぶされそうになっていたら、このブログを読んでくださってて、以前一緒に走った“羊さん夫婦”に会った。
私の不安を吐き出し、あと関門に間に合わずBコースを走るかもしれないと事前報告をすると、
「大丈夫よ」と言って下さり、不安な気持ちがちょっと和らいだ。
Aコースのスタートは8時50分だったかな。
人がいっぱいで、後ろの方にポツンと待っていたら、行きつけのサイクルショップのジャージを来た人が隣にいたので話しかけた。
噂でチームのエースだと聞いたことがある。顔は拝見したことがあるが、話したことがなかった。
その方も後ろの方に居られたので、
「並ばないんですか?」と尋ねたら、
「出発は一番最後でいいです。みんな抜きますから」と穏やかな口調で言われ、胸ズキューン。
私は9時5分頃に出発。
今日は走ることに集中したので、写真少なめ。
初っ端から3kmの上り坂があることは承知していたが、身体が温まっていなかったからか辛かった。
この坂の途中で、『もう今日はダメかもしれん』と思ってしまった。
坂の途中で、一緒に何度か練習に付き合ってくれたサイクルショップ繋がりのSさんが私の方をポンと叩いて、「頑張って」と声をかけてサーッと追い越して行かれた。
5Km地点でやっと身体が温まったのか、いつもの調子で走れるようになった。
その辺りで、チームのエースが私に追いついた。
そのエースは私の横でペースを落として、「一緒に走りましょうか」と声をかけて下さった。ここで2回目のズキューン。
「とんでもないです。ありがとうございます」とお礼を言い、先に行ってもらう。
後ろから来た人にどんどん追い抜かれたが、女性の二人組とペースが合ったので一緒に走ってもらう。
そのお二人のお陰で、無事に“牛深エイド”(スタートから40km地点)に到着。
今日は制限時間に間に合うように「休憩はなるべく短く」と思っていたので、
その女性二人組に、「私、遅いから先に行きます。追いついたらまたよろしくお願いします」と言い、先に出発。
初めて渡る「ハイヤ大橋」
「ハイヤ大橋」から向かい風が辛かった。
遠くに「崎津天主堂」が見える。(とんがっているところ)
写真を撮ったりしていると、さきほどの二人組の女性が来られたので一緒に昼食会場(70km地点)に到着。
私と入れ替わりで、“羊さん夫婦”が出て行かれた。
運営の方に「着くのは早い方ですか?」と聞くと、「もう8割くらいは到着してますよ」と言われ、急いでご飯と豚汁を食べる。
15分くらい休憩して、二人組にお礼を言い、一人で出発する。
あと残り65km。綺麗な景色を眺めたり、
立ち止って準備していた補給食を摂りながら走る。これ、(゜д゜)マズー。薬だと思って、無理やり飲み込む。
残り30kmくらいから、天草の友達が何回も先回りして応援してくれた。
友達の応援と『もう終わるんだなぁ。悔いのないように頑張ろう』という思いで、最後はなんか力が沸いて30km/hくらいで走れた。
たくさんの人を追い抜いて気持ちいい。
そして16時に無事ゴール。
長い坂が何ヵ所かあったけど、練習のお陰で今年は歩かずに済んだ。
今年もスタッフの方、ボランティアの方に感謝。
あと沿道で手を振ってくれた方、ありがとう。
後ろの方で走っていたので、色んな場面に遭遇した。
前半の下りカーブの所で落車した方がおられた。
座って話しておられたので命に別条はなさそうだが、その方が大した怪我でない事を祈る。
残り40km地点辺りで、遠くに休んだり走ったりされている二人組がおられた。
近づくと、70代くらいの男性と女性のお孫さんっぽい。
女性の方が「休むね?どうする?」と聞かれていて、70代くらいの方が、「うん、休む」と息も絶え絶え返事しておられた。
二人でずっとここまで走ってきたんだなぁと勝手に色々想像して泣けてきた。
走った距離:135km
かかった時間(休憩含む):7時間
平均速度:22km
<獲得標高>
上り:1317m
下り:1301m