金沢動物園 その2

これは保護している狸や鳥達ご飯です。

肉とバナナなど果物が入っているのはタヌキさん用のようです。
肉だけのは猛禽。
右の青菜とペレットとカイコが入っているのはカルガモさん。
小さい入れ物は小鳥用。
個々の状態によって内容が違います。






こちらは誰のだったか、忘れちゃいましたｍ（_ _）ｍ
でもタンチョウ（入院中だったのですが、神経質な鳥ですので、見学は出来ません）やカモメやトビたちでしょうか。

なかなか豊富な内容です。
健康は食餌から！ですね。












院内見学と説明が終わって、園内自由行動に。



こずえを見上げていると、カラスの巣がありました。
使っているときは、もっと大きかったでしょうね。
もう一つ見つけましたが、園内にはもっとあるのでしょう。
やぶこぎしたら、きっと小さな鳥達の巣の跡も見つかるでしょうね。



動物園の動物の写真はまた次回。

終わって出て見上げた空には、トビが飛んでいました。
旋回しながら上昇気流を捕まえて、高度を上げるのです。
見る見るうちに高く上って、小さくなっていきました。
怪我しないように気をつけてね！



金沢動物園は高台にあるので、海が一望できる眺めがとても良い所です。
植物園もあるので、一度行ってみてくださいね。

金沢動物園 その1

今日は寒かったですね。
風が本当に冷たくて・・・・・・
そんな中を金沢動物園に行ってきました。
神奈川県野生動物リハビリテーターの第２回動物園見学・勉強会です。
金沢動物園は、起伏のある豊かな植物相を持っていました。
野鳥観察になれた人が、早速ジョウビタキを見つけたり、コジュケイを見つけたり（＾＾）
動物病院は園内にありました。獣医さんは４人。そのうち女性が３人！
病院内に入ってまず思ったのは、匂いのない清潔さ。
決して最新式の建物ではないのですが、丁寧に掃除がされているのが分かります。
院内感染を防ぐために「掃除は念入りに」が伝統だそうです。
海が近く、逗子・鎌倉・横須賀を抱える動物園には、トビの保護が他より多い気がしました。

トビの成鳥
トビの場合は、多くがやせて衰弱しているか、骨折しているかでの保護が多いそうです。
骨折も古傷が多く、修復しても放野にいたることが少ないようで・・・
家で飼われている動物ならば、骨折しても日をおかず病院に駆け込むのでしょうが、野生の場合は飛べなくなって暴れて時間がたってから保護される事が多いせいだろうと、獣医さんがお話していました。



トビの若鳥
皆ゲージの床に伏せています。
飛べないのかと思ったら、思わぬ人数の見学者に驚いて、すくんでいるようです。
それにしても、トビがこのように固まるなんて、思っても見ませんでした。




トビの幼鳥

まるでぺったんこユキのようで、思わず笑ってしまいました（＾＾）
ただし、この子は枝に上がれないそうです（TT)






他にいたのは少々の小鳥と


ハイタカ

外のゲージと行き来できるようになっていますが、この子も骨折。
左肩の青いテーピングが骨折部位です。









こちらはチョウゲンボウ
これも骨折
羽が下がっていますね。
それにしても、小型の猛禽はかわいいですね（＾＾）