チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

はまっちゃった その2

2006-02-15 23:55:46 | 音楽
そして問題なのが、第二楽章。

初めはねぇ、ちょっとクサイかな?って思っちゃったんですけれどね
(^^;;
ある日ふとイメージがわいた。
これ、バレエのパ・ドゥ・ドゥにしたら・・・・・・
それからはイメージが湧く 湧く (爆)

(キンギョソウ)

愛する二人が、お互いに思いを伝え合う。愛するって喜びばかりじゃない。
いとしさの全てを伝えきれずに、切なくなる。
お互いそばにいて肌を触れ合わせていても、思いのすべてを伝えられずに身を切られる程切なくて、哀しくて。
そういう情景をバレエのパ・ドゥ・ドゥにしたら・・・
これ、コンテンポラリーじゃ駄目なんです。単純に密着度や絡みを高く出来るだけに、下手をすると過剰になる。
制約がある古典だから良いのです。
愛しているという所作にも制限がある。
制限があるから、それを超えようと情感があふれるはず。
抱き合う表現を、手を触れ合わせるだけで表現することの難しさ。もどかしさ。

そんなイメージです(笑)
もちろんヴァイオリンが女性。ヴィオラが男性です。
でもこの重量級のビオラが曲者でして(笑)
時々、めちゃくちゃ、やさしくセクシーなのね。
どんな王子様だ!って言いたくなっちゃう(^0^)

以前TVでヴァイオリンを伴奏に、ソリストが踊っているのを見た事がありますが、大変情感があってよろしかった。ヴァイオリンの音と踊りがあれほど寄り添うとは思ってもみなかったことでした。

というわけで、今のところ第2楽章を聞いては、勝手に振付けて妄想に浸っています。
ハ ハ ハ・・・・・・

(バラと国産カスミソウ)










バラの中は・・・・・・
覗けない(^^;;


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はまっちゃった その1

2006-02-15 20:30:15 | 音楽
えーー 新入荷のバッハの無伴奏ではないです(^^;;
3週間ほど前、会社の子が「クレーメルが弾いている」と貸してくれた、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラの協奏交響曲 変ホ長調 K364。
 ヴァイオリン:ギドン・クレーメル
 ヴィオラ:キム・カシュカシャン(当代屈指の女性ヴィオラニストだそうです)
 コン:アーノンクール 
 オケ:ウィーンフィル
 録音:1984
はじめから「ドン!」ってはまる曲は少ない私ですが、じっくり聞き込む事が出来る曲はお好みの部類。
何日か聞いてイメージがわかない曲、構成が目に見えてこないのはお好みじゃないという、いたって本能的な聞き方をしています。
これは初め「だめかな?」って思ったのですが、贔屓の引き倒しのクレーメルですから、引っ張って聞いてみました。
まず聞こえてきたのが、やはりヴァイオリンとヴィオラの絡み。
「これって二人で弾いているの?」って思うほど、協奏部分の指使いやボウイングにずれがない。
ある部分など、初めは低音から高音へと一人が弾いているのかと思ったほど。
そんなわきゃない、協奏なのだから。と、気を取り直して聞いてみれば、見事に1本の旋律になってヴィオラからヴァイオリンに受け渡されている。
クレーメルのヴァイオリンに引けをとらないヴィオラの豊かさ。
(後でクレーメル主宰のロッケンハウス音楽祭の常連と分かり、息が合うのも納得)

ヴィオラって、ヴァイオリンとチェロの中間楽器ですが、オケにとって大事なパートのようです。
今ベルリンのヴィオラの主席奏者(!)は清水直子さんですが、ラトルが「ビオラはオケのボディ」「彼女の途切れることのない集中力はすばらしい」と絶賛していました。
うん、確かにヴァイオリンの華やかさと違って、豊かで奥深い「おかーさーん」って感じがしますよ(^^;;


見ごろになったチューリップ
年々 チューリップのバラエティーが豊富になりますね。



そして、最近は中を覗くのがクセになってしまった。
だって、思わぬ造形美が見つかるんですもの。




おしべの先端が、スミレ色なのは何故?


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