親子でおんなじ

きち先生が「飼い主さんが具合が悪いと、ウサギさんも同じになることがあります」って、いつだったかおっしゃっていたっけ。

おととい　帰宅したのに、台所に来ないシジミ。
「バナナ　いるひとぉ～」って呼んだから、仕方ないなぁという風にやってきました。

昨日は、呼んでもこない。あらら・・・（－－）
持っていったら「仕方ない食べてあげよう」という風に口をつけて、でも残した。

今朝、動かない。　持っていっても食べるそぶりもない。
口をくちゃくちゃやっているのは、気持ち悪いかな。
ねんねの椅子の下、座っているままでおしっこしている。
これは調子が悪いサイン。
トイレに行くのもしんどいということで、具合が悪い時にお粗相します。
抱き上げたら「ぐちゅぐちゅ」とおなかの音がする。
トイレを見たら、ゼリーつきウンチ。
こりゃ腸炎を起こしている。

以前にも何度か、ゼリーが点々と落ちていたことはあるのですが、元気なら様子見していました。
でも今朝は目もきらきらしていない。
おなかはぺったんこで、力がない。
ちょうど人間が下痢をして、おなかがシワシワになった感じ。
明日は実家にいかなくてはならないし・・・　午後病院に行くか・・・

腸炎ならガスモチンですが、口をくちゃくちゃ気持ち悪そうなので、とりあえずプリンペランミックスとステラロールを1ｍｌ投与して、出社。
病院の留守電に診察依頼。
お返事が来たのが11時。
「今日は午後お休みなんです。1時までに」ということなので、あわてて家に戻って出かける用意。

朝よりは多少動けるようで、「ぼく　いかなぁ～い！！」って逃げ回る。
んな事言っても、有給もらったんだし、今日行った方が安心だし。
ブンむくれのシジミを捕まえてみれば、朝シワシワだらんのおなかがぽんぽこりん。
「ああ　今度はガスがたまってきたのね」

炎天下のことだし、こゆきと違ってシジミは一人でも大丈夫。
「こゆちゃん　いい子だからお留守番していてね」
シジミ一人なら、軽い軽い（＾＾；；

先生は、こゆきが調子悪いのかと思っていらしたみたい。
「あれ？　シジミくんだった？」

経過をお話して、おなかにガスがたまってきているみたいと言うと、ぽんぽんとおなかを打診して
「これは　おなか痛いだろうなぁ」

ゼリーを見ていただいて
「透明な分にはいいです。でも怖いのは、腸炎で傷がついたりして、そこに細菌感染すること。
　脱水はしていないようですから、プリンペランは入れないで、補液だけしておきます。
　（このまま食べないようなら、の予防。ビタミンは添加）
　プリンペランミックスを8時間おき。
　あと、痛み止めは使いたくない。痛み止めは、どうしても腸の動きを止めてしまうんです。
　ですから、今回は下痢止めミックスで、腸の粘膜保護のお薬だけにしましょう。」

下痢止めミックス　って、生薬由来の小児用下痢止め（バナナ味）に、ミヤリサンをプラスしたもの。
腸炎で傷んだ腸の粘膜を保護回復します。
これを朝晩2回の3日分。
プリンペランミックスは食欲の状態によって暫時加減しますが、下痢止めミックスは3日間飲ませきる。
これで様子見です。


そんなお話をしていて、ふと気がついた。
「そう言えば、私も昨日、何で？という感じでひどくおなかを壊したんです。
　飼い主と同じ病気になるって、以前お話していましたよね（笑）」
「ええ　クーラーで冷えたのかなぁ（笑）」
生活環境が同じだと、同じような症状を呈することがあるんですよね（＾＾；；
帰りもいま一つぱっとしない表情ですが、夜暖めて腰つぼマッサージするかな。

家に帰ったら、ケージから出るなり、すっ飛んで台所へ。
バナナを出したら、かぶりつき。
シソも口にする。

いえいえ　だまされませんよ。
これは「ぼくへいきだもん！」のパフォーマンス。
その証拠に、食べきる前にぐったり横たわっているもの（爆）

その後、台所のバナナもシソもそのままに、部屋に行ってこゆきの分を食べている男。
いったいなんなのさ（－－）

ともあれ、まだまだ油断はできません。
9歳になった息子ですから、今までどおりの診立てでは不十分なことも出てくるはず。
一見元気そうですが、やっぱり体力は衰えている。
その証拠に、去年の夏はやたら早朝から「ばななぁ～！！」ってたたき起こしたのに、今年は起こしに来ません。
ベッドのガードを開けておいても、以前のようにスキあらばの運動会をしません。
登るのが面倒になったのでしょうね。
上り下りも気をつけてやらねばなりません。

ともあれ、夜間冷えすぎないようにねんねの椅子を囲うかな。
早く元通りになりますように！

（ゆるうんちが点々と：涙）


で　あなたは、誰のシッコの上に寝たのかな？（－－）
後できれいきれい洗いましょうね。