夏休みは毎年恒例のAlto Adige ドロミテ 山バカンス
今年は念願のTre Cime の夕日と朝日を思い存分味わってきました
ベネチアからほど近いこの山に毎夏来るようになってはや10年、何度きても最高
まったく飽きることなく山の魅力に取りつかれている私達です
で今年は長年思い続けていた念願のTre Cime の夕日と朝日を堪能してきました
3つの条件がすべて揃った時に行こうねっとPinoと計画していたのに
何年もなかなかすべての条件があわない
でも待った甲斐あって2019年やっとチャンスが巡ってきました
その条件とは
① 前日に雨が降り少し気温が下がったあと2日連続の晴天日を選ぶ →
気温が下がることで空気が澄んでより一層山が綺麗
② 山にきてから数日経過し体が標高1500mに慣れてからTre Cimeへ
→もうお世辞にも若いとはいえない私たち(笑)体に負担をかけないよう安全第一
③ こんな我儘な条件で行きたいため山小屋 Rif.Locatelli(ロカテッリ)の予約なし
到着して空いていたら宿泊
特に③のロカテッリ宿泊はなかなか難しいらしい
当日の朝お宿の奥さんに
“ロカテッリが空いていたら今夜は宿泊するので戻らないから心配しないでね”
と伝えると、
“ 夕日と朝日すごく良いよ~人気の山小屋だから空いていたらいいね”と
後から聞くといつも一杯でなかなかハイシーズン中は予約なしでは空いていないことが多いらしい
ということですべての条件が揃いました
まずは私たちの宿泊エリアSento/MosoからバスでRif.Auronzoへ
ここまでは以前は1週間のバス周遊券 MOBIL CARD → ここ
でこれましたが2年前からこのTre Cimeは除外になり追加料金が必要に
そして2019年度からはなんとドロミテの真珠と呼ばれている
美しい湖:ブライエス湖 → ここ も追加料金が必要になってがっくり、、、、
人が集まる人気のエリアはドロミテもどんどん有料化していきます
話は戻ってバスで頂上到着後Rif.Auronzoからのんびり歩いで約1時間ちょっと?
最初のTre Cime ビューポイントへ:ここからの眺めはTre Cimeは斜め見えです
日本の団体ツアーでは体力のある人のみがここまで来ることができるそうです
そして目前に見える山小屋 Rif.Locatelli(ロカテッリ)を目指して歩き始める
毎年ほぼ同じ時期に来ていますが今年はなんとこのコースに雪が残っていました
通常ここは黄色の山ポピーが綺麗に咲いています
今年の4、5月は北イタリアは天候不順で雨続きでいつまでも寒かったため
花が咲くのも遅れているのでしょう(7月上旬)
30分ほど歩いたかな?
Tre Cimeを目の前から眺められる超有名な山小屋:Rif.Locatelli(ロカテッリ)に到着後まずは一息
その後山小屋の空きを確認、ラッキーなことにベットは空いていました
1泊2食付でドミトリーで一人60ユーロ(現金のみ)
この時期の夕日は20:30ごろだったかな?
夕食までの時間はこのエリアの散策 これについては次回詳細を書くとして
夕食後日が沈み始めると宿泊者は一斉に外へ赤に染まり始めたTre Cime
だんだん染まってきて
真っ赤になりました
Piさんも大満足
日没後外をみるとなんとマウンテンバイクの人たちが到着
凄いな~こんなところまで
ちなみにRif.Locatelli(ロカテッリ)の夕食は一応フルコース
プリモ、セコンド、ドルチェ、お水込
ドルチェはTre Cimeの形をしたババロアがかわいかった~
ドミトリーはこんな感じでした
なかなか暗くならず寝る前のショット
明日は朝日を見るのに早起きするため22:00頃にはベットへ
夜中に次からつぎへと皆トイレに行くので熟睡はできず
朝日は5時くらいからと聞いていながら少し寝坊
あわてて外に飛び出すともうかなり明るくなっている
まずは朝日の昇る方向に ロカテッリの後ろにある小さな池
Tre Cime
ロカテッリ
Piさん
存分に朝日とお散歩を堪能
ヌートリアも日向ぼっこ
そして朝ごはんへ
ハム、チーズが付いた朝食を食べながら突然あることに気が付いた私
Ka “あーしまったなんてこと!!!!星空を見るの忘れてた~”とPinoに
Pinoも“あーすっかり忘れてた~”
夜中に皆がごそごそトイレに行っていると思い込んでいたのは
皆星空を見に行っていたんだ~
2人ともボケが来ているようです
何たる失態!!!こんなチャンスそう簡単にめぐってこないのでかなり後悔
朝食で同席してた男性はそんな私の話に
“あー残念だったね、、、、降るような星空だったよ”って
もう本当に残念すぎる!朝日と夕日で頭が一杯で星空まで考える隙間が無かったようです
もし次のチャンスがあれば今度こそ星空に挑戦しよう!
次回はTre Cimeの周辺についてです