続いてD・I・Yネタ。
写真の金具、スライド丁番(スライドヒンジとも)と言います。このごろの家具や棚の扉などの内側についているでしょ。 閉じているときには正面から全く見えないのがウリですが、開くと突如現れるちょっと厳ついやつ。基本的に側板と扉をつなぎ、回転によって開閉する軸として取り付けられる金具が丁番・ヒンジ。もっとシンプルな形のものを昔はチョウツガイとも言いましたよね。
我が家の食器棚の現代的丁番交換話のはじまりです。
前の住まいは海が目の前で景色は抜群だったのですが、デメリットは塩害。この丁番にも及んだのか、錆びが出てきていました。えらいものです。普段は閉じているのですから。しかしよくよく見れば、4つある扉のうち錆びがひどいのは他のより側板との間の隙間が大きかった扉。どうもこの空間から塩害が侵入したのか?としか思えません。
よし、ついでだぁ、引越しを機会に交換してしまおう~!食器棚もリニューアル!と思ったのがキッカケ。
お好きな方ならこの丁番、一度はシゲシゲトとご覧になり、何とも複雑怪奇!と思ったことでしょう。そうなんです、なんとも複雑だったのです。
ホームセンターにバラで売っているのは知っていました。が、そんなに種類があるとは思いもよりませんでした。
大雑把にいって、サイズ(数種類)、開く角度(数種類)、側板との重なり具合(数種類)、閉じる最後にバネの働きでカチッ!となるかならないか、の4項目の組み合わせで一商品が成り立っていたのです。
見た目ではサイズがわかるぐらい。項目を把握できず、店に行っては何度も頭から煙が出ました。最終ある店で店員のおじさんから「実は卸屋さんに何度説明受けても僕もよくはわからんのです」と言いながらも丁寧な説明を受けて「はっ、は~ん」とだいたいの様子が解りました。
項目の中で一番面白いのは扉を閉じたときの側板との位置関係を示す「側板との重なり具合(数種類)」でしょう。
真正面から見たときに
1.扉を閉じたときに基本的には側板が見えない位まで扉の端が覆いかぶさっているもの:「全かぶせ」
2.扉を閉じたときに基本的には側板の半分位まで扉の端が覆いかぶさっているもの:「半かぶせ」
3.扉を閉じたときに側板の内側に扉が納まって側板と扉がツライチになるもの:「インセット」
一組の両開き扉ではたいして問題にはなりませんが、システムキッチンのように吊戸棚の扉が連続してある場合なんか、すっきりした見た目の美しさと共に扉の開閉時に隣同士がぶつかったり、擦れたりしないためにも開く角度の設定とこの項なんぞが生きてくる訳です。
閉じる最後にバネの働きでカチッ!となる「キャッチ付き」というのは、扉を磁石でくっつけて閉じない場合に使われるもの。
あとワンタッチ式という側板側と扉側の金具がワンタッチで外したりはめ込んだりできるのもあり、これも項目に追加!ですね。取り付け時に便利です。
そんなことが解って、いざ!と思ったら、扉側の金具のネジ穴幅が合うものが全く無く、それも7mmの差。あいている穴を全部埋めてから、あけなおそうか・・と思っていた矢先、キッチンの収納家具(電子レンジ・トースター・釜置き用)を頼むのために来てくれたオリジナル家具屋さんとの話の中で「ちょっと古いタイプのサイズですねぇ。ひょっとしてうちに在庫があるかも・・」とのこと。結局は無くて、問屋さんに訊いてくれて、問屋在庫品ドイツ製同タイプのものが入手できました。 萬、萬~歳~ィ!!
側板の穴はあけなおしでしたが、さほどややこしくなく金具交換はでき、やった~、リニュ~アル食器棚の完成!!
家具屋さんとの出会いがなかったら先延ばしでまだひぃ~ひぃ~言っていたかもしれません。
!!感謝!!です。
みなさんも家にあるスライド丁番をも一度じっくり見てみてはいかがですかぁ?何タイプかなぁ?ってね。
このスライド丁番、まだあるウリは扉の前後(側面との隙間)・左右(隣接扉との隙間)など調節できるネジがあるってこと。
自分で廻して調整してみるのも面白いかも・・・。壊さない程度にねっ。
写真の金具、スライド丁番(スライドヒンジとも)と言います。このごろの家具や棚の扉などの内側についているでしょ。 閉じているときには正面から全く見えないのがウリですが、開くと突如現れるちょっと厳ついやつ。基本的に側板と扉をつなぎ、回転によって開閉する軸として取り付けられる金具が丁番・ヒンジ。もっとシンプルな形のものを昔はチョウツガイとも言いましたよね。
我が家の食器棚の現代的丁番交換話のはじまりです。
前の住まいは海が目の前で景色は抜群だったのですが、デメリットは塩害。この丁番にも及んだのか、錆びが出てきていました。えらいものです。普段は閉じているのですから。しかしよくよく見れば、4つある扉のうち錆びがひどいのは他のより側板との間の隙間が大きかった扉。どうもこの空間から塩害が侵入したのか?としか思えません。
よし、ついでだぁ、引越しを機会に交換してしまおう~!食器棚もリニューアル!と思ったのがキッカケ。
お好きな方ならこの丁番、一度はシゲシゲトとご覧になり、何とも複雑怪奇!と思ったことでしょう。そうなんです、なんとも複雑だったのです。
ホームセンターにバラで売っているのは知っていました。が、そんなに種類があるとは思いもよりませんでした。
大雑把にいって、サイズ(数種類)、開く角度(数種類)、側板との重なり具合(数種類)、閉じる最後にバネの働きでカチッ!となるかならないか、の4項目の組み合わせで一商品が成り立っていたのです。
見た目ではサイズがわかるぐらい。項目を把握できず、店に行っては何度も頭から煙が出ました。最終ある店で店員のおじさんから「実は卸屋さんに何度説明受けても僕もよくはわからんのです」と言いながらも丁寧な説明を受けて「はっ、は~ん」とだいたいの様子が解りました。
項目の中で一番面白いのは扉を閉じたときの側板との位置関係を示す「側板との重なり具合(数種類)」でしょう。
真正面から見たときに
1.扉を閉じたときに基本的には側板が見えない位まで扉の端が覆いかぶさっているもの:「全かぶせ」
2.扉を閉じたときに基本的には側板の半分位まで扉の端が覆いかぶさっているもの:「半かぶせ」
3.扉を閉じたときに側板の内側に扉が納まって側板と扉がツライチになるもの:「インセット」
一組の両開き扉ではたいして問題にはなりませんが、システムキッチンのように吊戸棚の扉が連続してある場合なんか、すっきりした見た目の美しさと共に扉の開閉時に隣同士がぶつかったり、擦れたりしないためにも開く角度の設定とこの項なんぞが生きてくる訳です。
閉じる最後にバネの働きでカチッ!となる「キャッチ付き」というのは、扉を磁石でくっつけて閉じない場合に使われるもの。
あとワンタッチ式という側板側と扉側の金具がワンタッチで外したりはめ込んだりできるのもあり、これも項目に追加!ですね。取り付け時に便利です。
そんなことが解って、いざ!と思ったら、扉側の金具のネジ穴幅が合うものが全く無く、それも7mmの差。あいている穴を全部埋めてから、あけなおそうか・・と思っていた矢先、キッチンの収納家具(電子レンジ・トースター・釜置き用)を頼むのために来てくれたオリジナル家具屋さんとの話の中で「ちょっと古いタイプのサイズですねぇ。ひょっとしてうちに在庫があるかも・・」とのこと。結局は無くて、問屋さんに訊いてくれて、問屋在庫品ドイツ製同タイプのものが入手できました。 萬、萬~歳~ィ!!
側板の穴はあけなおしでしたが、さほどややこしくなく金具交換はでき、やった~、リニュ~アル食器棚の完成!!
家具屋さんとの出会いがなかったら先延ばしでまだひぃ~ひぃ~言っていたかもしれません。
!!感謝!!です。
みなさんも家にあるスライド丁番をも一度じっくり見てみてはいかがですかぁ?何タイプかなぁ?ってね。
このスライド丁番、まだあるウリは扉の前後(側面との隙間)・左右(隣接扉との隙間)など調節できるネジがあるってこと。
自分で廻して調整してみるのも面白いかも・・・。壊さない程度にねっ。