●次元俳句0178・真中(空間)04・岸本水府01・2014-06-08(日)
○「人間のまん中辺に帯を締め」(岸本水府01)
○川柳
【鑑賞】:いかにも川柳らしい連用止めの句です。川柳の「含み」が生きています。さて、解釈ですが…。「真ん中」ではなく「真ん中辺」です。誤差があります。人間ですから。上寄りや下寄りの帯があっていいのです。あくまでも「真ん中辺」でいきましょうよ。
○岸本水府(きしもとすいふ)(1892~1965)
○好きな一句「道頓堀の雨に別れて以来なり」02
○川柳
【Profile】:三重県生まれ。川柳六大家のひとり。大阪育ち。コピーライター。1913年に西田当百等と共に番傘川柳社を組織し「番傘」を創刊しのちに編集主幹。番傘川柳社会長。日本文藝家協会会員。
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岸本水府掲載句
03ぬぎすててうちが一番よいという(川柳)〈特集521・いろは俳句1-10(ぬ)〉2021/3/11
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