モー吉の悠悠パース留学絵日記

この日記では、パースでの留学生活での出来事を中心に、心象風景を交えて、写真とエッセイにより、絵日記風に綴っています。

Chracter 写真

2015-04-06 23:00:35 | 今日を旅する
Chracter 写真
 Alice wonder Land in London Court

 この課題は,既存の有名なCharacterそのものや、あるいは、自分で創り上げたChracterの世界を、メイクアップしたモデルを使って一つの写真として創りあげるもので、楽しい課題であるとともに、難しいものでもあります。
 皆それぞれ趣向を凝らして、自分の世界を創り上げていました。中にはプロのデザイナーとモデルを使ってハイレベルな世界を創り上げたものもいました。

 私は、アリスの世界を自分なりに創り上げることにしました。
 最初の案では、キングスパークの公園の中での撮影を予定していましたが,当日が大雨であったため,延期を余儀なくされたため、別の案を考えることにしました。
 その案は、夜のロンドンコートで、人通りがなくなってから撮影するものでした。
 それは、夜のロンドンコートが、アリスのイメージにピッタリしていたからです。丁度,アリスがトンネルの中に落ちて行くようなイメージを、夜のロンドンコートの街並で醸し出すことが出来るのではないかと考えたからです。
 アリスの衣装は、モデルの朱実さんが持って来てくれましたので、ファッション撮影の後、事務所の会議室で,着替えとメイクアップを済ませ、ロンドンコートに向かいました。
 七時を過ぎたロンドンコートは、店も閉まり、人通りはほとんどなくなり、街灯とショウウインドウの灯りだけで、良い雰囲気を醸し出していました。
 
 アシストに付いて来てくれた妻と娘の助けをかり、フラッシュなどのセッテイングをすませ、撮影に入りました。小道具として用意してきたウサギのぬいぐるみも、撮影に役立てることが出来ました。モデルの彼女もアリスの世界に入っている感じで、いろいろなポーズを取ってくれ、沢山のShotをとることができ、大変助かりました。彼女も途中からはアリスを楽しんで演じているようでした。








 アリスのイメージを創り上げ、仕上げていく段階で、イメージにあった色をつけ、ウサギが空から舞い降りて来るイメージを付け加えて,最終的な" Alice wonder Land in London Court"のイメージを創り上げました。








Location Fashion 写真

2015-04-06 00:00:54 | 今日を旅する
Location Fashion 写真

 このTermの最大の課題は、モデルを使ったLocation Fashion とCharacter shootでした。
 皆、モデルの調達には困ったようでした。
 地元のオージーたちは友達とかも多く、調達には比較的楽かも知れませんが,それでも、困ったのか、家族の一員をモデルにしたり、自分自身をモデルにしたものもいました。

 私は、この二つの課題のモデルを、英語学校でクラスメートだった、日本女性の朱実さんに頼むことにしました。
 彼女は、大阪出身の気さくで性格のよい可愛い女性です。神戸の女子大で英語を勉強し、子供教育の資格ももっており、卒業後すぐにパースに留学し、今チャイルドケァーの勉強をしている女性です。彼女は私の依頼を心良く引き受けてくれました。

 一つの課題のlocation Fashionは、そのスローガンを"Perth the City of Fashion"といい、パースの象徴的なLocationで、モデルをつかって、二つのFashion写真をとるものでした。

 私は、パースの駅前ひろばの西に位置する、伝統的な様式のPost Officeの建物をバックに撮ることにしました。
 この課題では、フラッシュやリフレクターなどを使う必要があるため、それらの機材を学校でかりることになっています。沢山の機材を大きなキャリアーバックにつめ、学校と家から運ぶ必要もあります。

 この撮影を、私は2日に分けて撮ることにしました。
 1日目は、夜に予定していたCHaracter写真の撮影の前の夕方に撮ることにしました。
 
 もう一つ、この撮影のため必要なのは、着替えとHairやMake upをする場所の確保です。
 この場所を私は、以前から懇意にしているHさんのIT事務所の会議室を借りることにしました。
 また、Haireのセットなど手伝ってほしいとの彼女の依頼があったので、ヘアードレッサーの勉強を終了していた妻に頼むことにしました。
 
 すぺての打ち合わせと準備が終わり、いよいよ撮影の当日ですが、予定通りにはなかなかいきません。
 まず、会議室が三階にあるため、そこへ荷物を運ぶのも大変でした。それに、ヘアーメイクなどにも予想以上に時間がかかりました。さらに、現場での機材の設置も初めてのことで、大変手間取りました。
 フラッシュにはNikonのCreative Flash system を使いました。
 二つのフラッシュをポールにたて、カメラのコマンダーで、ワイヤレス同調されるものです。フラッシュには、アンブレラの覆いを取り付け、光を和らげる必要があります。
 
 苦労の甲斐合って、また、彼女の良い表情のおかげで満足のいく写真をとることができました。







 その日は、その後、Character 写真とる予定でしたので、もう一枚のFashion写真は、別の日の午前中に撮ることにしました。当日は、快晴で日射しが強烈な上、風も強かったため、撮影にはあまり適した日ではありませんでしたが、2日目でもあり、機材のセッテイングは比較的はやくできました。フラッシュも一つだけですみました。









 彼女の要望もあり,浴衣の写真も撮ることにし、着替えを隣接の百貨店のベビー室で行うことにしました。
 浴衣の撮影では、珍しいのか、地元の人が見学し、話しかけてくることもありました。最後には妻と私も彼女と記念撮影をして、無事撮影を終了しました。













新学期を振り返って Easter Holiday (4月3日~6日)

2015-04-05 00:00:54 | 今日を旅する
新学期を振り返って Easter Holiday  (4月3日~6日)
 Student Portrait


 2月から始まった、Advance Diploma コースのTerm1の二ヶ月があっという間に過ぎ、今イースターホリデーに入り、ほっとしているところです。昨年のコースと同様、あるいはそれ以上に課題が多くて、ブログの記事を書く時間がありませんでした。

 このコースは、実技が多く、要求される技術もかなり高くなってきています。
 スタジオでのlightingのセット、さらに屋外でのlighting機材の使用、macroとクローズアップ撮影でのエクステンション(延長チューブ)とベローズ(蛇腹)の使用など、はじめてのことも多く、なれるまで大変です。
 それでも、屋外での撮影実技などは、皆楽しんでいます。

瞳の撮影







 クラスメートは昨年の仲間も多いため、あまり気を使う必要はありません。新しい仲間達もユニークな人が多く、個性豊かです。女性teacherも表情豊かな面白い人です。




teacher


 このTermでは、モデルをつかう課題もあり、Student Promotion Portrait では、我々の学校の生徒をモデルにして、その専門コースや学校を紹介する写真をとることとなり、私は日本人女性のHさんとコロンビア女性のJさんと協同して、それぞれモデル撮影をすることになりました。
 私はJさんをモデルに、日本でいうところの陶芸をやっている教室で、Hさんのアシストを得て、写真をとりました。
 Jさんは、我々のクラスのなかでは、よくモデルを頼まれる表情豊かで、笑い顔の素晴らしい女性です。私は彼女の素晴らしい表情とHさんのアシストのおかげで、良いPortraitをとることができました。