A change of season 夏から秋へ
こちらの夏は12月頃から始まり、2月頃まで続きます。日本と違って、はっきりとした四つの季節ではありませんが、一応それらしい季節があります。夏の最中には、40度を超える日が数日ありましたが、湿気が少ないため、日陰に入ると熱さをしのげ、涼しさも感じられます。夜には、結構すずしくなるため、冷房はいらない日がほとんどです。その熱さも、二月の半ばを過ぎると、季節の変わり目を肌で感じてきます。
また、気づいたことですが、夏に入り熱くなるに従って、シティの街からだんだんとかもめの姿が少なくなり、夏の最中になると、かもめが全くいなくなっていました。そして、3月も近くなると、かもめが少しずつシティの街に見かけるようになり、今では、たくさんのかもめたちが舞い戻り、街中を飛び交うようになりました。自然をよく知る動物たちは、新たな季節の到来をいち早くキャッチしているようです。
かもめの到来とともに、また、熱さの和らぎとともに、街中のにぎわいが増して来たように感じられ、私も久しぶりに、カメラを持ってシティウオッチングをしました。
少し熱さが和らいだと言っても、まだ、30℃を超える日が多く、女性の服装は、肌を曝け出すのを競っているかのようです。
また、街中には、熱さをものともしないパホーマーたちが、その技を披露しており、それを観るのも楽しみの一つです。
少し熱さが和らいだと言っても、まだ、30℃を超える日が多く、女性の服装は、肌を曝け出すのを競っているかのようです。
また、街中には、熱さをものともしないパホーマーたちが、その技を披露しており、それを観るのも楽しみの一つです。
シティには、歴史を感じさせる美しい教会があちこちにありますが、このシティの中心街にある教会は、それ程大きくはありませんが、美しい姿をしています。また、向かいにそびえるシティで一番美しい高層ビル、私がペンシルタワーと呼んでいるタワーと並んだ姿は、特に美しい風景を創っています。
今日は、ミサがあるのか、玄関が解放されていたため、はじめて中に入ることができました。中の礼拝堂の壁には美しいステンドグラスがはめ込まれていて、午後の光を投射して美しい絵を映し出していました。この中では、街中とはいえ、しばしの静寂にしたることができました。
外に出ると、一人のミュージシャンが教会をバックに、演奏を披露していました。教会での静寂の後、私も気持ちをよくしていましたので、彼に1ドルを寄付すると、見事な演奏を披露し、写真撮影にも応じてくれました。
ここから少し歩くと、シティで最も歴史を感じさせる、美しい街並を見せるロンドンコートへ行くことができます。カフェや、お土産物を売る可愛い店が並んでいて、観光名所になっています。私がこの地に来て,最初に入ったカフェが、ここにあるロンドンコートの名を冠したロンドンコートカフェで、最も思い出深い場所です。