モー吉の悠悠パース留学絵日記

この日記では、パースでの留学生活での出来事を中心に、心象風景を交えて、写真とエッセイにより、絵日記風に綴っています。

Camp Last day Landscape ワークショップ -Rock hill

2016-06-29 13:47:18 | 今日を旅する
Camp Last day
    Landscape ワークショップ     Rock hill

 キャンプ最後の日も盛りだくさんセッションが組まれていました。
 日の出前、我々はマイクロバスに分乗し、Landscape PhotographerのCristian Fletcherのワークショップのある,Rock hillと呼ばれている景勝地へ向かいました。
 そこはよく写真家の撮影会にも使われている、大きな岩が点在している被写体には事欠かない場所です。丘の上から一望する海岸線は正に絶景でした。




 Fletcherが撮影のポイントを説明し、実際に実演をしてくれ、皆は、後で各々の場所から撮影を試みることができます。
 今日はあいにくの空模様で日の出をきれいに望むことはできませんでしたが、そのかわり大海原にTwinのレインボーがかかり、幻想的な雰囲気を醸し出していました。




 ここで撮った写真は、ホテルへ帰ってからのセッションで、Photoshopで加工する技術の実演を、Fletcherがしてくれることになっていました。
 風景写真を加工することは、初めてでしたので大変参考になりました。私も後で、数枚の写真を加工して、幻想的な風景写真を創り上げてみました。






 オーストラリアでは、最近このような加工した風景写真がトレンドになっており、中にはアートか写真かわからないようなものも、見受けられます。
 このセッションの最後に、今回のサマーキャンプに同行し、サポートしてくれていた、カメラメーカーのスタッフたちが、高いケープルのうえからリモコン操作で、参加者全員のグループ写真を撮って配ってくれました。




 キャンプの最後は、オーストラリアでGrand Masterの称号を与えられている、オーストラリアで一番の風景写真家であり、また、Artistでもあり、また哲学者でもあるTony Hewittのプレゼンテーションでした。
 彼は、風景写真の新しい地平を切り開いたとも言われており、その写真は抽象的でもあり、哲学的でもあります。





 彼のプレゼンテーションはすばらしく、人生観、写真論、哲学論を、詩的な言葉を散りばめながら、映像とともに説明してくれます。
 このプレゼンを聞けただけでも、今回のセッションに参加した価値は十分にあると思った程です。


 すべてのセッションを終え、カメラスタッフの計らいで、クラスの写真を中庭でとることになりました。
 クラス全員満足げな表情で、楽しい記念写真となりました。この写真は、これから目指す我々の展示会のクラス写真として、これ以後の我々のクラスを象徴する写真となりました。


 このサマーキャンプは、もう一つの大きな課題がありました。
 それは、この経験を一冊のインスピレーションダイアリーとして、写真と文章でまとめて提出することでした。
 私はこのInspiration Diaryの最後に、このサマーキャンプを総括して、次のように印しました。

Thinking back to The Summer Camp, " What was there?"

All was there.
Summer camp is one of learning in school, but it brought many gifts over 
it to me.
And, as a results, certainly they will contribute to my photography's skill 
and my life.
Each photographer, all of them, have each great skill and just now creating 
each amazing image.
And, by their presentation or workshop, I could acquire many techniques
and knowledges.
I thank them from the bottom of my heart. Moreover, especially I thank 
all of them who planned and supported these sessions.
In addition, I thank all classmate and schoolmate for kindness.
By the experience, now again I intend to start learning with new emotion
and passion, from Zero.
With thanks.

 帰りのバスの中では、皆、戦いを終えた戦士のごとく、心よい疲れと共に、晴れやかな表情を浮かべていました。








Camp2日目 Workshop2 Big Wave、Wedding、ドキュメンタリー

2016-06-28 21:22:54 | 今日を旅する
Camp 2日目 Workshop 2
 Big Waveの写真家、Wedding写真家、ドキュメンタリー写真家

 Beach Hillでのワークショップを終えてから、ホテルへ戻り、用意されていたアフターヌーンTeaで休憩をとってから、次のセッションに入りました。
 それは写真家Russel OrdとPris Hawkenによるセミナーとワークショップでした。

 OrdはBig Waveの写真家として、世界的にも知られており、サーフィン雑誌のBig Waveの写真は彼により撮影されたものが多いそうで、この分野の草分け的な写真家です。South WAのワインで有名なマーガレットリバーに住み、そこを拠点に、インド洋のBig Waveの写真を撮っています。

 Paris Hawkenは2年前に我々の学校を卒業した若手の新進気鋭の写真家で、Wedding写真家である一方、wildな自然の写真も撮っています。彼女もOrdと同じくマーガレットリバーで暮らしています。マーガレットリバーは、Summer Campのこの地からさらに南へ向かった景勝地で、ワインの里として有名です。





 セミナーの後、ホテルに併設された緑多い公園でParisのWedding写真のワークショップが開かれました。
 彼女はとても美しい女性ですが、自然を愛するワイルドな側面ももっており、緑の多い公園の自然光をうまく利用した撮影を、我々に教えてくれました。
 彼女は我々の学校の卒業生ということもあって、我々生徒に親しく接してくれ、若いクラスメート達は、年齢も近いこともあり、また彼女の魅力にもひかれ、彼女を取り囲んで移動していました。私も、彼女の導く自然光を利用した撮影に取り憑かれていきました。









 楽しいワークショップを終えると、ホテルの中庭のテラスで、バーベーキューが用意されていましたので、私たちはバーベーキューを楽しみながら、リラックスした時間を過ごしました。
 その場所で夜のセッションがあるのですが、私を始め、お酒を飲める人たちは、ビールを飲みながらのBBQを楽しみました。
 夜のセッションは、ドキュメンタリー写真家のDavid Dare ParkerとMartine Perretの二人のプレゼンテーションでした。夜の暗闇の中に映し出される、彼らの現地をドキュメントした映像は大変迫力があり、夜のセッションの魅力を初めて体感しました。





 我々は、魅力満載だった2日目のセッションをすべて終え、皆、満足げな表情で、コテージへ向かいました。
 ホテルからコテージへは歩いて数分ですが、真っ暗闇の中では、道も方角もわかりませんが、前もって準備していたLEDの懐中電灯のおかげで、皆と一緒になんとかコテージへたどり着けました。


Summer Camp 2日目 Workshop

2016-06-28 19:14:37 | 今日を旅する
Stef king Photographer workshop

 この日の午後、Beach hillでStef King Photographerのワークショップがあった。
 セミナー会場のホテルからマイクロバスに分乗し、インド洋を一望できる景勝地Beach Hillへむかった。
 そこはその名のとおり、海岸線に位置する小高い丘で、広々とした広大な風景は、写真撮影には絶好な地でした。
 今回は、ドローンのデモンストレーションと、女性写真家Stef King による、ファツション写真撮影の手ほどき、といったワークショップが、組まれていました。
 Stef Kingは小柄な美しい女性ですが、活動的な面もあって、その日は、パソコン、照明機材を持ち込んだ大掛かりなワークショップとなりました。もちろん、モデル、メークアップArtist、ファッションデザイナーも同行していました。


Stef King






 我々は、彼女の実践を見ながら、説明を聞き、パソコンでそのイメージを確認し、彼女に質問をし、自分でもモデルを撮影することができました。
 モデルは衣装を着替え、広大なロケーションのなかを移動してくれるので、、様々な撮影の方法を試すことができました。



        Rと私






 我々は、その広大な風景の中に立ち、思い思いの感慨を抱きながら、クラスメートとともに記念の撮影をしたり、クラスメートの一人をモデルにして、あらたなテクニックを試しての撮影などに興じていました。最後には、同行していたプロの写真家と記念撮影をしたり、楽しくも、また有意義な時間を過ごすことができました。

我々のクラスメートと写真家




クラスのアイドル二人



写真家たちとドローンスタッフ


友Rと写真家

Summer Camp 2日目 Yallingupのコテージ

2016-06-27 20:48:46 | 今日を旅する
Summer Camp 2日目
 目的地Yallingup,コテージ、ビーチ

 前日夕方、順調に目的地Yallingup についた我々は、これから三日間寝泊まりするコテージを充てがわれ、7人一組のグループで、そのコテージを利用することになりました。

 私は一番年配ということもあり、みんなの配慮で、大きなベット付きの一部屋を独占して使うことができ、大変快適に過ごすことになり、皆に感謝した次第です。自分のイビキの音を心配していましたが、それも杞憂に終わりました。他のメンバーは皆、相部屋で窮屈な生活だったと思うと、本当に皆には申し訳ないと思っていました。それで、私の部屋の鏡などを、自由に使うよう提供しました。
 その日は早速、皆でビーチへ泳ぎにいきました。海は大変きれいで、その雄大さに感動しました。海に入ってみて、水が大変冷たいのには、びっくりしました。オージーが夏の暑い日に、海へ行くのがわかるような気がしました。







 翌日、日の出を撮ろうと、5時に起床し、皆でビーチへ向かいました。
 真夏と言っても、このSouth westは、朝は結構冷たい空気なので、ジャンバーを羽織って出かけました。
 一人のオージーは、モデルになってもらうクラスメートのきれいな女性を同伴しました。我々は思い思いの場所で、朝焼けに染まって来る雄大な自然のもとで、撮影に励みました。日本びいきのタイ人のGUNが、私の撮影風景を写真に収めてくれました。






 撮影後、コテージへ戻ると、先生たちがバーベキュー施設のあるコテージの裏庭で、BBQの朝食を準備してくれていましたので、それを皆で食べ、午前のセッションのある、少し歩いたところにあるホテルに赴きました。
 そこが、今回のセッションのメイン会場で、何でも揃っている大きな施設です。
 そこはよく写真家のセミナーや集いで使われるリゾートホテルの施設です。宿泊、レセプション、講演、レストランをいくつも揃えた、大変便利なホテルです。休憩のときや昼食時には、飲み物、軽食が提供され、自由にベランダなどでくつろぐことができます。