「サフランモドキ」
『ゼフィランサス』と呼ばれている花には数種類あって、一般的なのはピンクのサフランモドキ、白花のタマスダレがよく知られています。
他にはサフランモドキよりも濃いピンク色のロゼア、花が黄色いキトリナなどがあります。
雨上がりの日、ウォーキング中に見つけた花が「サフランモドキ」でした。
この花は別名で『レインリリー』とも呼ばれていて、雨が降った後に花を咲かせやすい特性があるらということなので、正にその通りでした。
[サフランモドキ]
学名:Zephyranthes carinata、Zephyranthes grandiflora
英名:Rozepink zephyr lily、Pink rain lily
別名:レインリリー
科名・属名:ヒガンバナ科 タマスダレ属
原産地:中央アメリカ
同じような花の『ハブランサス』も咲いているのを見つけました。
そこでゼフィランサス、ハブランサスの2種類の違いを比べてみました。
※ 最初にゼフィランサス。
すべてのゼフィランサスの花は、長い雄しべは均等に6本、真っすぐに突き出ていて、雌しべの先端は小さく分かれています。
そして花茎が直立するので、花は上向きに咲くのが特徴のようです。
※ 次にハブランサス。
[ハブランサス]
ハブランサスの雄しべは全体に短く、それぞれ長さが違っていて、全部花筒の中に入っています。
そして雌しべはカブトムシの角のように先端が長く3つに分かれています。
花茎が斜めに出るために、花はやや横向きに咲きます。
[ハブランサス]
学名:Habranthus
英名:Habranthus, Rain lily
別名:レインリリー
科名・属名:ヒガンバナ科 ハブランサス属
原産地:北アメリカ南部~中南米