朝早くウォーキングしていると、ほとんどのカタバミ類はまだ眠っているようでまだ花びらが開いていない。
でもやっと開き始めたカタバミを見つけた。
これは「シボリカタバミ(絞り片喰)」で、今ではおしゃれな名前の「オキザリス・バーシカラー」の方が知られているのかもしれない。
小さな花で、全開しても2cmほどしかない。
蕾のうちは赤と白のパラソルをたたんだような形、開くとプロペラのように重なり合った白い花びらを、鮮やかな赤い色で縁取る可愛い花になる。
カタバミ類の葉はほとんどがクローバーのような3つ葉なのに、この花は3つ葉にはなっているけれど細く繊細な葉になっている。
そこが他の種類と少し違っているところ。
この花は日が当たると開き、日が陰ると閉じてしまう。
見つけた時はやっと日が昇る頃、これから時間の経過と共にどんどん開いていくのだろう。
全部の花が開ききった時は株を覆うようになっているのだと思う。
学名:Oxalis versicolor
英名:Candycane oxalis
別名:オキザリス・バーシカラー
科名・属名:カタバミ科 カタバミ属
原産国:南アフリカ