近所の公園に咲いていた花、「ディエテス・ビコロル」です。
毎年4月ごろから咲き始めて、長い期間咲き続けています。
南アフリカ原産のアヤメやアイリスに似た花です。
ディエテス・ビコロルという名前は、2ヶ国語の組み合わせで、“ディエテス(Dietes)” はギリシャ語で「2つの」という意味、“ビコロル(bicolor)” はラテン語で「2色の」という意味だそうです。
でも、公園での名札は『アフリカ・アイリス』となっていました。
この花は英名では『African iris』なのだそうです。
やはり英語名の方がなじみがあるし、分かりやすいからなのかもしれません。
名前についてはもう一つあります。
この花は沖縄地域でよく見られるし、シャガに似ているからと、『沖縄シャガ』や『琉球シャガ』とも呼ばれています。
明るいクリーム色の6枚の花弁にオレンジ色に縁取られた紫色の斑紋が、ちょっと人の顔のようで、面白くて目を引きます。
学名:Dietes bicolor
英名:African iris
別名:Yellow Wild Iris、Peacock flower
科名・属名:アヤメ科 ディエテス属
原産地:南アフリカ