「アセビ(馬酔木)」が咲き出した。
春、どの花よりも真っ先に咲く花。
2月末には陽当たりの良い場所で、ほんの少しだけ開いていたのに、3月に入ったらもう満開になっていた。
アセビの釣り鐘型の花は春が来たことを告げてくれるようで、それを見ながらのウォーキングも楽しい。
薄紅色のアセビもあった。
これはクリスマス・チアーかな?
濃い赤花も咲いていた。
赤花はアケボノアセビと呼ばれている。
そのうち、よりピンク色が濃いものがベニバナアセビ、薄いピンク色のものはウスベニアセビ。
その他にもピンク系はたくさんあり、品種の見極めは難しいらしい。
自生種のアセビはほとんどが白い花。
でも現在では品種改良が重ねられ、ピンクや赤なども多い。
名前の由来はこの木を食べた馬の足がしびれたから、アシシビレ→→アセビ(アシビ)、馬がフラフラして酔ったように見えたから→→馬酔木ということらしいけれど、本当かどうか。
ただ、アセビの木全体にはアセポトキシンという有毒成分があるので、全くの作り話ではないと思う。
また地方によってはアセビのことを「シシクワズ」とも呼んでいるらしい。
毒があるのでシシ(鹿、猪)が食べないからというのがその理由だとか。
学名: Pieris japonica
英名: Japanese andromeda
別名:アシビ、アセボ
科名・属名:ツツジ科 アセビ属
原産地: 日本