ウォーキングコースはいくつかあり、同じ場所を歩くのは1週間に1度くらいになる。
春先は気温の上下が激しいので、ちょっと暖かい日が続いたりすると、1週間前に通ったときは違った風景と出会えることがある。
この日に目に入ったのが大きな「ミモザアカシア」の木。
明るい黄色の花が木全体を覆っているように咲いていた。
確か先週までは銀色の葉だけしかなかったのに、たった1週間でこんなにも違って見えるとは・・・
鮮やかな黄色の花「ミモザアカシア」、銀色に光る葉っぱとこの花は春を感じさせてくれる。
この花にはやっぱり青空が似合う!
この花は葉っぱが銀色だから和名では「ギンヨウアカシア」。
「えっ、ミモザじゃないの?」と思うかもしれない。
実は「ミモザ」というのはフランス語でアカシア属の総称のこと。
だからミモザ=○○アカシア、ギンヨウアカシアだったりフサアカシアやモリシマアカシアなどもすべてミモザ。
庭木として見られるミモザは、日本ではギンヨウアカシアがほとんどで、ヨーロッパなどではフサアカシアが多いらしい。
どちらも同じような花(木)なのだけれど、フサアカシアのほうが高木になるからというのがその理由だとか。
3月8日はミモザの日
3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」に制定されている。
女性の地位向上を訴える日、国際女性デーのシンボルカラーは黄色、ミモザも黄色、その繋がりでミモザの日になったようだ。
イタリアではこの日に男性から女性に感謝を込めてミモザを贈る習慣があるらしい。
ウォーキング中には別のアカシアも2種類見つけた。
両方ともミモザアカシアよりもちょっと開花が遅いのか、まだ蕾だった。
これもみーんな「ミモザ」。
[パールアカシア]
正式名はアカシア・ ポダリリーフォリア。
パール(真珠)にも例えられる白みを帯びた丸い葉が特徴。
[アカシア・ブルーブッシュ]
正式名はアカシア・コベニー。
青みがかったシルバーリーフが特徴で、よく茂るから「ブルーブッシュ」という愛称になっている。