侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

地球防衛隊最終回!

2009-03-27 11:45:43 | こども
 いよいよ最終回を迎え感無量でした。
あの元気でキラキラしていた子ども達ともうあえなくなるのかと思うと
寂しいです。
 とても良い機会を与えていただきました。
色々な方々のご助力をいただき、充実したプログラムだったと思います。

 子ども達の印象に残っていた事を聞いたら、
僕は「自然の力を知ろう!」
の時がすごく楽しかった、なぜってぼくはそれまでゆで卵は大嫌いで
一度もたべたことがなかったのにお日様の力で茹でた卵はおいしくって
それからはゆで卵を食べられるようになったんだよ、、
と話してくれました。
 様々な形で愛、勇気、智慧、希望は
子ども達の中に育っていると、、信じたいです。
 こんなに殺したり殺されたりが日常化してしまっている時代にあって、
次世代を担う子ども達に生きる事の素敵さ、
みんなかけがえのない存在だと言うことを
まず実感して欲しいと願って活動してまいりました。
 環境の事を伝える事の一番のベースにあるのは
生命の循環だと思っています。自然循環のサイクルが機能していたのは
つい100年前です。
 持続可能な社会を実現していくのに必要なのは
自分を人を地球を愛する心、そして愛をつらぬくには勇気が
そして勇気を持って立ち向かうにはそれなりの智慧がいります。
常に未来に向かって希望を
持ちたいと最初は三つの心得だったのですが、
子ども達自身で4つめのキーワード、希望を
足してくれました。
 素敵な一年間でした。
しかし、子ども達は放課後のゲンキッズでも管理されているように見受けられ
もっとのびのびとした環境で過ごせる環境を
教育現場に携わる人びとで考えて欲しいとも思いました。
役所のある方は子どもは学校に閉じこめておくのが一番安全なんだ!と
言っておられましたが、、
そのような子供観で未来の子ども達の育成を考えているとしたら
寂しいです。
卒業式シーズンを迎え、国旗にむかっての礼や国歌斉唱をしないと白眼視される
状況もあるやに聞きます。もう二度と軍靴の響く国にしたくないと願っているのに、、
一人一人の思想信条の自由を保障される国でありつづけられるよう、
私たち一人一人にとっても正念場の季節かもしれません。

 ますます息苦しく生きにくい時代になりそうな気配もあり危惧しています。
そんな時代に向き合っていける、愛と勇気と智慧と希望を
 これからも育んで欲しいです。

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