わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

ゼブラ

2009-06-28 12:55:35 | 観劇

6月27日 シアタークリエ

作・演出:田村孝裕
出演:斉藤由貴、星野真里、山崎静代、大沢あかね、入江雅人、今井ゆうぞう、是近敦之、矢部太郎、村杉蝉之介、野本光一郎、和田ひろこ、江口のりこ

向田邦子の阿修羅のごとくをモチーフにしたお芝居、と言うことですが、原作を読んだことないので、先入観なく楽しみました。

幼い頃に父が家出をして、母ひとりに育てられた4姉妹。それぞれの母に対する思いと父に他する思いの差。長女が抱えている問題(夫の不倫)、ひとりで家を切り盛りしようと頑張りすぎている次女、結婚を控えた三女のマリッジブルー、四女の妊娠。生前に自分の葬式を予約していた母。
細かいエピソードは結構ドロドロしているのだけれど、うまく笑いをちりばめてあるので軽い仕上がりになってました。

次女役の星野真理は、壇れいの病気による降板で公演10日前に代役が決まったそうですが、まったくそんなことを感じさせませんでした。

どの役もあて書きのように、ピタッとはまっていました。

カーテンコールの時、斉藤由貴が腰か足を痛めているように見えました。周りが気遣ってたのを、観客に気づかれないようにと気丈に振舞っていたのですが、かなり痛そうに見えました。あと4公演だからって頑張ってるんだろうけど、8月にもパルコ劇場があるから大丈夫かな?

客席には、高畑淳子がいました。痩せられてとてもきれいでした。
あんなにきれいになれるのなら、CMしているなんとかローラー買ってみようかななんて一瞬思っちゃいました(笑)
コメント (2)
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