わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

アンチゴーヌ

2019-02-13 23:56:10 | 観劇

アンチゴーヌ
2018年1月24日 新国立劇場 小劇場 Aブロック A1列14番

作:ジャン・アヌイ
翻訳:岩切正一郎
演出:栗山民也
出演:蒼井優、生瀬勝久、梅沢昌代、伊勢佳代、佐藤誓、渋谷謙人、富岡晃一郎、高橋紀恵、塚瀬香名子

ギリシャ悲劇はちょっと苦手。

舞台が十字になっていて、象徴的でした。

反逆者の兄の野ざらしの遺体に弔いの土をかけたことで、囚われたアンチゴーヌ。
叔父の王クレオンは、アンチゴーヌを死罪にしたくなく、なんとかアンチゴーヌの翻意を促すが…
潔く死罪を受け入れるアンチゴーヌの気持ちは、少しも動かない。
死罪になるアンチゴーヌよりも、死罪を言い渡すクレオンの方が、悩みが深い。

毅然とした態度で死を迎えるアンチゴーヌの美しさ。

重苦しい会話が続く舞台は、観ているこちらも緊張しました。

私の向かい側のブロックの一番上段の席に、渋川清彦と高良健吾に似た人が座っていました。




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