喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

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ラビリンス 魔王の迷宮(1986) ★★☆☆☆

2019-02-19 13:56:16 | ファンタジー

 

ラビリンス 魔王の迷宮 コレクターズ・エディション [AmazonDVDコレクション]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

BSプレミアムで録画したものを鑑賞。

監督:ジム・ヘンソン

脚本:テリー・ジョーンズ

製作総指揮:ジョージ・ルーカス

出演者:ジェニファー・コネリー、デヴィット・ボウイ

音楽:トレヴァー・ジョーンズ

製作:ルーカスフィルム

上映時間:101分

 

登場人物のほとんどはマペットである。

人間として登場するのはジェニファー・コネリーとデヴィット・ボウイくらいなもんである。

監督はセサミストリートなどを手掛けるマペット界の権威ジム・ヘンソンであり、ヨーダを演じたフランク・オズも製作に関わっている。

ストーリーを説明する。

 

ジェニファー・コネリー演じるファンタジー好き少女サラは、泣きじゃくる弟トビーに嫌気がさし、「お願い、今すぐこの子をどこかへ連れ去って。」というファンタジー絵本に出てくる呪文を唱える。

すると、本当にファンタジー絵本の登場人物であるデヴィット・ボウイ演じる魔王ジャレスが、窓から登場し、弟トビーを連れ去ってしまう。

サラはトビーを取り戻すために魔王の迷宮ラビリンスへと足を踏み入れるのであった・・・

 

ジャレスは迷宮の最深部に君臨しているが、頻繁に主人公たちの前に姿を現し、なんだか軽い存在のように思える。

本作には脱力系ギャグが所々に散りばめられており、ファンタジーにとって重要な要素である恐怖心を台無しにしているように思える。

私は小さい頃、不思議なアリスを観た際に怖いと感じたものだ。

しかし、怖い場面も存在する。

身体のパーツを自由自在に切り離すことができる、ビッグバードを想起させるモンスター集団が、「君の身体も切り離してあげるよ♪」と愉快に口ずさみながら追いかけてくるシーンである。小さい子供がこれを観たらトラウマになるであろうことは想像に難くない。

本作ではチューバッカのような巨体モンスターの仲間も登場するが、いかんせん彼が強すぎてパワーバランスを台無しにしている。

しかし、本作のためにデヴィット・ボウイが書き下ろした楽曲は素晴らしい、歌詞が独特で。

以上


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