飯田橋ギンレイホールにて字幕版を鑑賞。
監督:アレックス・トンプソン
脚本:ケリー・オサリヴァン
出演:ケリー・オサリヴァン、ラモナ・エディス・ウィリアムズ、チャーリン・アルヴァレス、マックス・リプシッツ、リリー・モジェク
製作国:アメリカ
上映時間:101分
字幕翻訳:山田龍
配給:ハーク
飯田橋ギンレイホール…総武線沿線にあり私にとってアクセスは格段に良いのにもかかわらず、一度も足を運んだことはなかった。
このたび、移転に伴う閉館のニュースを知り、初めて足を運ぶことに。
そんな人ばかりなのか、満席の7割以上は埋まっていた。
まず、立地だが、駅から近いものの、絶妙に行かなそうな場所にある。
まあ、飯田橋自体来ないんですけどね(笑)
上映前に、ランチを神楽坂炒飯で食べました。サインがたくさん置かれているのは、大盛りが売りで有名なのでしょうか。
さて、ギンレイホール自体は、椅子の座り心地も悪くないし、スクリーンの大きさもまずまずといったところなのですが、居心地のいい環境ではなかったです。
それは、マスク着用を未だに極端に強いてくるから、私のような池田信夫派(=コロナは風邪とは言わんまでもほぼ風邪みたいなもん派)にとっては、コロナ脳にしか思えなかったからです。もちろん他の劇場でもマスク着用は強いられますが、特にマスク外すのを最小限に抑えろとかアナウンスがうるさかった。
とはいえ、シネコンのように喚起のための設備はなさそうですし、来場者もばばあばかりだから仕方ない。
二本立てで、もう一本『ベイビー・ブローカー』も観ようと思えば観れたのですが、そんな体力はないのでやめました。外出券とか必要でめんどくさそう。ご年配の方々も、割と1本で帰る方が多かったです。
はい、とうとう本題。
作品の内容は、攻めたものでした。ギンレイホール、あっぱれ!
大学中退30代半ばフリーターの冴えない女が、ベビーシッターの仕事を通してレズビアンのカップルと心の触れ合い成長する、みたいな話でしょうか。
女性の生理をここまで生々しく描いた作品は観たことありません。
生理中の女性とヤるとあそこまで血まみれになるものなのですね。
そして、主人公女のダメさ加減。全く子供を見守ることができず、何度も怪我させてばかり。
こんな女でも年下の私くらいの男の彼氏はいるんですね。俺もダメフリーター女でも探すか。
今、アメリカで話題になっている(アメリカでは常にでしょうが)中絶の問題についても描かれています。
私は、本作を観て保守派に傾きましたね。本作観る限り、コンドーム拒否して生じゃないと気持ち良くないから満足しない男がクソだということになってますが、胎児の命を軽く扱っていると言われても仕方ないでしょう。
終盤、公園で授乳するシーン、アメリカでもダメなんですか。
日本でも同じこと言われそうですが、宮台真司なら注意してきたママに激怒しそうですね。
クレヨンしんちゃんかなにかに、屋外で授乳してるシーンあった気がするがなー。
例によって映画の前半は少し寝てしまいました、以上。