今年最後の劇場での映画鑑賞!TOHOシネマズ日比谷スクリーン1にて。
監督・脚本・原作・編集:新海誠
出演:原 菜乃華、松村北斗、etc
音楽:RADWIMPS、陣内一真
主題歌:RADWIMPS、十明
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
製作:製作委員会(川村元気etc)
配給:東宝
上映時間:122分
今年最後の劇場鑑賞がアニメ映画かよ!て気はしますが。
未だにロングラン上映を続けている本作、正月くらいまでは上映するんではないですか。
割と炎上気味な本作、それもそのはず、本作は「東日本大震災」という具体的な事例をテーマにしているからです。
震災孤児に寄り添おうとした新海監督かもしれませんが、そもそもの設定が無理ある気がした。
まあ、そもそもの設定にいちゃもん付けるのは野暮だと思うのでしませんが、SNS見れば猫を追えるというのは流石に無理がありすぎるだろう。
動く椅子なら分かるけど。見た目は普通の子猫なわけで。
そんな無理くりすぎる設定を頼りに日本全国駆け巡るわけですけど、各地での出会いを通して成長するというのは良かったし、色んなことを想起させられて心を動かされる部分がありました。
懐メロ好きな大学生には違和感あった。
ゲストに合わせて懐メロだけ流してるのか?
明らかにジブリを露骨に意識してるわけですが、ジブリの系譜を継いでますいえーーい!という製作側のアピールなのかと感じた。
で、スナックで『男と女のラブ・ゲーム』を歌う場面は、『トップをねらえ』のオープニングのオマージュかな?と思ったり。
世代じゃないので、どのくらいこのデュエット曲がメジャーなのか分からないところはあるんですけど。
なんかもやもやするわー うまく言語化できん。
震災で両親失って心に穴開いてたけどその後も好きな人ができるし人生いいことあるよ!て説明口調なラストでしたけど、
最低な感想ですが、冒頭の彷徨う主人公の声が喘ぎ声にしか聞こえなかった。
めっちゃ分かります。何、このシーン?と出鼻くじかれた感があります。
>懐メロ
むしろ今はやってるから(カセットじゃなくスポティファイで聴いてますし)、違和感はなかったのですが、でも少し鼻につきますね。私の性格が悪いからかも。あとシリアスに向かう前のギャグ連発は悪くない……はずなのに喧嘩シーンあったり感情どぉなっちゃってんだよ、と終盤付近は思いました。
猫についても同意です。色々無理があるなあ、と。
何というか最後のシーンと被災地ツアー、失われた日常から復興して暮らす人たちとの出会い……まで考えてそれらの点を結ぶために猫追いかけるシーンをいれたのかもしれません。
一見長いようで尺が足りてないのかな??うーむ。
まあ、そのために猫追いかける設定無理に入れたのでしょうね。
そうか、やはり実際の被災地をあえて巡ってるんですよね。