新宿武蔵野館で鑑賞。
監督:トニー・シルバー
プロデューサー:ヘンリー・シャルファント
配給:シンカ
上映時間:70分
かなり地味な作品である。正直、映画館で観るメリットはない。
私の地元にはよくこの類のグラフィティが壁に落書きされていたので、観ていて懐かしかった。今では元から壁に絵を飾ることによって対策されたが。
スプレーで絵を、しかも見つからないように描くのは器用な行為だよなぁ。
彼らの大半は、大人になったらもうグラフィティという行為からは卒業しようとしている。青春の自己表現の場なのだ。まあ、大人からしてみればいい迷惑だが。
落書きが過去の話となった今もニューヨークの地下鉄では突き落としがあったりと物騒な事件を耳にするが。グラフィティーが治安に与えた影響てどのくらいなんだろね。まあ、性的なグラフィティーとか目にしたくないだろう。
だが、日本の電車は落書きはないものの、下らん広告で溢れている。どっちが健全かとも思う。