タイの疾病管理当局は22日、従来より致死性の高いエムポックス(サル痘)ウイルスの感染を、国内で確認したと発表した。アフリカ大陸外での感染確認は2例目で、アジアでは初。
タイ政府は21日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への対策として、隔離なしで入国を認める制度を一時中止すると発表した。11月からタイ政府が指定した63カ国・地域からの入国者については、ワクチン接種の完了を条件に隔離義務を免除していたが、規制を再び強化する。
米フェイスブック(FB)は17日、オーストラリア国内で、豪メディアや海外主要メディアのニュースのFB上での利用を制限すると発表した。豪州国外での豪メディアのニュースの利用も制限する。豪議会で審議が進む、大手IT企業にニュース使用料の支払いを義務化する法案に反発した措置だ。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、外国人の入国を厳しく制限してきたタイ政府が、約7カ月ぶりに観光客の受け入れを再開した。国内総生産(GDP)の約2割を占める観光産業はコロナによる大打撃を受けており、外国人客を徐々に増やして経済の回復につなげたい考えだ。ただ反政府デモは収束の兆しが見えず、政治情勢の影響を懸念する声もある。