フィリピンで地震

　米地質調査所（ＵＳＧＳ）によると、フィリピン東方沖で３１日午後８時４７分（日本時間同９時４７分）ごろ、マグニチュード（Ｍ）７．９の地震があった。米ハワイの太平洋津波警報センターは、同国のほか、日本やインドネシアなどに津波の恐れがあるとの警報を出した。

南海トラフ地震被害想定

　東海、東南海、南海地震などが同時発生するマグニチュード（Ｍ）９級の「南海トラフ巨大地震」について、国の二つの有識者会議は２９日、被害想定などを公表した。

　死者数は最大で３２万３０００人。そのうち津波による死者は全体の７割の２３万人に達する。有識者会議では、迅速な避難により津波の死者は８割減らせるとして、国や自治体に対し避難施設や避難路の確保を図るよう求めている。

反日デモ

２０日付の香港各紙は中国広東省深セン市の警察筋などの情報として、同市で１９日起きた反日デモには計２万人近くが参加したと伝えた。幹線道路を行進したデモ以外にも繁華街などでデモがあり、これらをすべて合計した数字とみられる。

マレーシアで非イスラム教徒への規制強化

マレーシアのイスラム宗教評議会が、非イスラム教徒が国内でイスラム教徒に自分の信仰を広めようとすることの禁止に乗り出した。国営ベルナマ通信が報じた。
　首相府の高官は、現行の法律に基づくもの、としている。「文書やＡＶ形式のものの配布は、イスラム教徒の不満を招くので許されない」と言う。

関西で豪雨

前線の影響で大気の状態が非常に不安定になり、近畿地方では、記録的な豪雨になっている。京都・宇治市では、住宅が増水した川に流され、この家に住む高齢の男女2人と、連絡が取れない状態になっている。
警察によると、14日午前5時半ごろ、宇治市志津川東詰の住宅1棟が、大雨で増水した川に流された。
この家には、60代の男性と80代の女性が住んでいて、連絡が取れない状態が続いているという。
宇治市では、14日午前8時までに300mmを超える雨が降っていて、周辺の広い範囲で浸水などの被害が続いている。