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<ローマ法王>スリランカ滞在、平和外交を前面に

2015-01-15 08:04:28 | スリランカ
フランシスコ・ローマ法王は15日、スリランカ滞在を終え、次の訪問地フィリピンへ向かう。スリランカは、26年間続いたヒンズー教徒中心の少数派タミル人による分離独立運動に伴う内戦の終結後、初の法王訪問というだけでなく、仏週刊紙襲撃事件の直後と重なった。それだけに、法王は宗教や民族間の融和を訴える姿勢を前面に押し出し、積極的に「平和外交」を展開した。

 「宗教的な信念は暴力や戦争の理由として悪用されてはならない」。法王は13日夜、仏教やイスラム教など4宗教の指導者との対話でこう語り、宗教に基づくテロを非難した。