朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は30日、北朝鮮は軽水炉を建設中であるとともに、この軽水炉で使う燃料を製造するため国内のウラン濃縮施設で「数千基の遠心分離器」を稼働させているとする社説を掲載した。国営朝鮮中央通信が報じた。
23日に起きた北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃を受け、韓国では政治家や軍幹部、国民の間に北朝鮮に対する強硬な主張が広がり始めている。
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は29日の国民向け演説で、攻撃を「反人道的犯罪」と非難し、北朝鮮が今後も挑発をすれば「応分の対価を支払わせる」と述べた。
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は29日の国民向け演説で、攻撃を「反人道的犯罪」と非難し、北朝鮮が今後も挑発をすれば「応分の対価を支払わせる」と述べた。
23日に北朝鮮に砲撃された北方限界線に近い韓国の延坪島で24日、民間人2人の遺体が発見され、この砲撃による韓国側の死者は兵士2人を含め計4人となった。