マレーシアで洪水

東南アジアにこの時期に吹くモンスーンと呼ばれる季節風の影響で、マレーシアやタイでは記録的な大雨が続き、多くの町が水につかるなどして、マレーシアではこれまでに１６万人を超える住民が避難しています。

タリバーンが学校襲撃

パキスタン北西部のペシャワルで１６日、軍系列の学校を武装集団が襲撃して銃を乱射し、軍当局者は児童や生徒ら１４１人が殺害されたと発表した。イスラム過激派の反政府武装勢力「パキスタン・タリバーン運動（ＴＴＰ）」が犯行声明を出した。ＴＴＰは２０１２年に当時１５歳だったマララ・ユスフザイさん（１７）を銃撃している。今回、大勢の子供を狙ったことに衝撃が広がっている。

シドニーで立てこもり

オーストラリア最大都市、シドニーの中心部にあるカフェで起きた立てこもり事件は、発生から１３時間が経ちましたが、依然、多くの人質が拘束されており、事態打開のメドは立っていません。

　現場では、事件発生から６時間後、客２人と店員１人が非常口から脱出、さらに２人の人質が相次いで脱出し、あわせて５人が警察に保護されました。まだ、店内には３０人近くの人質がいるとの情報がありますが、詳しい人質の数は明らかになっていません。

ユニセフ発表

国連児童基金（ユニセフ）は８日、各地の紛争が激化した結果、２０１４年は世界の子どもたちにとって「破滅的な年」になったと発表した。武装集団に強引に動員されたり、殺されたりして、恐怖と不安、絶望の年になったという。

フィリピンで台風

非常に強い台風２２号が７日、１年前の台風で７千人超の死者・行方不明者を出したフィリピン中部を襲った。レイテ島タクロバンなど壊滅的な被害から復興途上の地域も再び被災したが、住民は教訓を生かして早めに避難、被害を懸命に抑え込んだ。政府や自治体も先手を打った。