2014年の東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国就任が決まっているミャンマーの首都ネピドーで26日、ASEAN非公式経済担当相会議が開かれた。議事進行は今年の議長国カンボジアが担当し、域内の経済情勢や日本、中国、韓国など対話国との関係強化などについて話し合った。
ミャンマーは1997年のASEAN加入以来、議長国を務めたことはない。最大都市ヤンゴンから移した首都ネピドーに今年1月、新空港が完成したが、国外からの直行便はなく、国内便の本数も不十分。現状ではヤンゴンから陸路を約5時間かけて移動するのが主流だ。
電話やインターネット回線などの通信事情も極めて悪い。インフラ整備が急務で、ネピドーではホテルなどの建設が急ピッチで進んでいる。