インドが水際対策を強化 中国や日本からの入国者はPCR検査必須に

新型コロナウイルス感染が拡大しているなどとして、インド政府は29日、中国や日本など6カ国・地域からの入国者に対し、出発前72時間以内のPCR検査を義務づけると発表した。インドは今月に入って1日あたりの新規感染者数が数百人程度で推移しており、国内の感染者増加を防ぐ狙いがある。

入国者に検査 あすから義務付け 中国から...直行便も4空港に

中国から日本に入国する渡航者全員に、30日から検査が義務づけられる。

政府は、中国での新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、中国からの入国者全員に、30日から入国時の検査を義務づける。

年明けに「国境再開」の中国

中国は来年1月8日から入国時の新型コロナウイルス対策の隔離措置を終了し、国境を再開することになった。

中国は26日、入国者に義務づけてきた新型コロナウイルス対策の隔離措置を来年1月8日に終了すると発表した。

中国は「ゼロコロナ」政策を転換しており、さまざまな規制を解除している。今回の対応はその最新の動きとなる。

印への入国に陰性証明、日本やタイが対象

インドのマンダビヤ保健・家族福祉相は24日、中国や日本、タイを含む５カ国・地域からの入国者に対し、新型コロナウイルス感染症の陰性証明の提示を義務づける方針を示した。陽性の場合や新型コロナの症状が出ている場合、隔離の必要がある。ロイター通信が伝えた。