韓国国防省報道官は7日、北朝鮮が構えを見せる3回目の核実験について、水素爆弾の前段階である「ブースト型核分裂弾(強化原爆)」を試す可能性が「相当ある」との認識を示した。爆発規模に関し「広島、長崎に投下された原子爆弾の数倍に達するのではないか。都市一つがほとんど廃虚になるレベルだ」と述べた。
聯合ニュースは1日、北朝鮮が偵察衛星の監視を避けるため、核実験場坑道を幕で覆った模様だと報じた。米韓の情報当局は核実験の準備状況を探るため、坑道からどんな装備が搬出入されているか注視している。韓国国防省は「北朝鮮指導部が決定すればいつでも実験を強行できる水準にある」とし、警戒態勢を強化している。