異常気象が続く今日この頃。日中はアブラゼミの遅番部隊がまだないているが、

夜はもう「秋の涼虫」の鳴き声一色。仕事帰りに林道らしき道を通ると、虫の鳴き声のシャワーを浴びる。耳を澄ますとコオロギやスズムシの声も聞こえるが、メインはシャワシャワ、或いはシャーシャーと鳴く虫

の大軍団かと思われる。10mぐらいの間隔で真っ白な街灯がともり、街中のネオンやビルの灯りは全くない見えない林道。コンサートホールの中で歌声以外に何も聞こえない状況を体験する。

気持ち的に心洗われる、まさにシャワー。場所は変わって、国道6号線と16号線が交差する交通量の多い交差点。その何十メートルか手前の、橋のたもとの緑地帯。林道と同様の合唱隊に遭遇。勝るともひけもとらない鳴き声。迫力の凄さに

ビックリ。自然の声が「しっかりとした緑があるよ」と証明してくれている事を感じる。また生き物と共存共栄も改めて痛感する。気持ちの清々しさを味わった帰り道でした。