自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

北岳~間ノ岳テント泊#終 2018夏

2018年09月10日 |    南アルプス


北岳山荘での2日目のスタートは、am3時過ぎにはテント場を出発し間ノ岳を目指す。
ヘッデンの明かりを頼りに歩みを進める。
真っ暗な中、途中の中白根山を4時頃通過して暫く歩くと、
北岳のシルエット越しに雲海が見えていた。

辺りがだいぶ明るくなってきたころ、
ようやく目的の山頂標識が見えてきた。



山荘を出発してから約2時間。間ノ岳登頂!
日の出には間に合わなかったけど、一番乗りでここまで歩いてきた。



見晴らしは最高の景色だ。
少し先には農鳥岳も見える。



ヘッデンの明かりを頼りに、ルートを探しながら歩いてきたのと、
昨日の疲れも残っており、だいぶゆっくりと歩いてきたので、
間ノ岳山頂でコーヒー一杯飲んでから山荘へ戻る。
ここからは贅沢な景色だ。
北岳に甲斐駒、鳳凰三山となんて美しいのだ・・。



朝日に照らされた足元にはチングルマの綿毛が沢山。



北岳山荘に一筋の雲が流れている。





だいぶ戻ってきた。
振り返ると随分歩いたんだな~と感心する。
もうすぐ北岳山荘だね。



Am6:50山荘に戻ってきた。
間ノ岳へピストンで3時間半。
さぁ、デポしたテントを撤収して今度は北岳だ!。



山荘の近くで、ライチョウを発見。
と、言ってもこれは山荘の隣で環境省がライチョウの保護事業を行っているゲージ。
野生のライチョウに会えなかったのでゲージのライチョウ親子を・・。



北岳山荘を7時半ごろ出発し、
名残惜しみながら、後ろを振り返ると間ノ岳はもう真白になっていた。



北岳への山頂直下にある八本歯コルへの分岐、吊尾根分岐に到着。



北岳へ向けて急登を登る前に、
最後にもう一回振り返り、北岳山荘に別れ惜しむ。



北岳山頂に到着。
山荘から約45分ほど。
だいぶ雲が広がってきていた。



まだまだここからが先が長い。
少し休憩してから、先へ進む。
肩の小屋が見えてきた。



肩の小屋でトイレ休憩してから、
昨年は真っ白で全く見えなかった北側の尾根ルート。
期待してきたけど、今回もガスが多いが小太郎山が確認出来る。
来年までには、あの小太郎山も踏破するぞ!



意外と長く、下りでも体力を削られる草すべりルート。
御池が見えても、一向に辿り着かない九十九折なんだな。



ようやく白根御池小屋に到着。
北岳山頂から約2時間半。ほぼCT通りだね。
軽めの昼食休憩をしたあと、御池小屋に寄ったのは他でもない。
食後のソフトクリームが目的。
あ~美味しかった~!




御池小屋で30分ほど休憩してから
いよいよ広河原に下山するだけとなった。
樹林帯の突入で薄暗さとともに寂しくもなる。



御池小屋から約1時間半で大樺沢の分岐に到着。



もうここまで来るとあと少し。
広河原山荘も見えてきた。



吊り橋を渡って、広河原バス停に到着。
いや~、長かった。間ノ岳へ向かうのに3時過ぎから歩いていたので、
二日目の行程は11時間近く歩いていたことになる。
流石に疲れた~。



北岳~間ノ岳登山
天候に恵まれて、天空の稜線も最高の状態で堪能できて最高な二日間だった。
八本歯のコルで両足の太ももが攣った初日には、この先どうなることかと驚いたが、
何とか回復し、予定通り行動できたことがうれしいね。
山梨百名山92座登頂



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