自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

恐竜の貯金箱

2005年09月05日 | 甥っ子
先日、甥っ子に新たな伝説が生まれた。
それは夏休みが終わり、新学期の初登校時に起こった。
母親である義姉は保護者の当番制になっている交通安全係の為、息子よりも早くに家を出た。
いつものように交差点で黄色い旗を持ち、子供達を誘導する。
すると、「ママっ!!」と、
どんなに人ごみでも一目でわかる、とても愛らしい我が子の屈託の無い顔が駆け寄ってくる。
おそらく義姉が家を出るときに、こんな会話があったのだろう。
「ちゃんといつもの時間に出るのよ!」
「カギはきちんと掛けてね!」
「夏休みの宿題はカバンに入れたの?忘れないように、ちゃんと持っていくのよ!」
ママとの約束をきちんと果たしてきた甥っ子は、誉めてもらうことを望んでいるかの如く、満面の笑みだ。
しかし、その我が子の左手に持っている物に目を疑ったという。
それは紛れも無く去年の夏休みに図画工作の宿題で作った「恐竜の貯金箱」。
そう、今年の工作の宿題に、またこの貯金箱を提出しようとしていたのだ!
確信犯を思わせる言い分だったという。進級しクラス変えがあり、担任の先生が変わった為に及んだ犯行らしい。
「なんでそんなの持ってんの?」という母に、
「工作の宿題忘れたから・・。」と答える子供。バレないと思いついたらしい。
義姉が没収したことは言うまでも無い。
しかしある意味、天才肌と思う。ぼくの子供の頃、そんな大それた事は思いも付かなかった。
甥っ子の机の上には小銭が散らばっていたという・・。


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